【ラッシュデュエル】ギャラクシー族が出たけどユグドラゴの構築を語っていくよ

ラッシュデュエルに新種族、「ギャラクシー族」が追加されましたね。

これによってラッシュデュエルの大会の環境にも影響が出てきそうですが、「この環境でユグドラゴを使うなら」という視点であれこれ考えてみようと思います。

まず敵を知らないことには対策のたてようもないので「ギャラクシー族」が出た後のざっくりとした大会の環境を考えていきます。

「ギャラクシー族」というのは厳密に言うと新商品の「デッキ改造パック 運命のギャラクシー!!」、「ゴーラッシュデッキ ギャラクティカ・アライブ」に登場したカード達ですな。
他にも色んな注目の新カードは出てるけどやはり目玉はギャラクシーでしょう。

「ギャラクティカ・オブリビオン」の登場によって既存の「パラレルオーダー」はますます強化され、ボーナスカードとしてデッキを買った人にランダムで入ってる「古のルール」も最上級を「ポンッ」と出せるのが強そうだよね。
ギャラクシー族は新種族ながらデッキが出たこともあってサポートも十分専用デッキとして機能するくらいにはそろっております。

そんなわけで前環境からさらに強化され、拍車がかかり相変わらず「パラレルオーダー」が一番多いかと思われます。

それにせっかくの新種族ですし使いたくなるのがデュエリストの性。「ギャラクシーデッキ」やそれらを出張させたギャラクシーの亜種(風ギャラクシーなど)も考えられそうです。ラッシュはよく出張させられますしね。

なのでヒノメ的環境予想は多い順に「パラレルオーダー」、「ギャラクシー族系統」、「機械族」で7割、その他3割くらいで見ています。
つまり相変わらずのオーダーゲーですね。オダ毛です。

しかし、諦めるのはまだ早いです!
そんな環境でも私ヒノメはユグドラゴで立ち向かっていきます。

なんなら十分勝算ありだと思っております。
今回はそんな根拠をお話していきたいと思います。

目次

実は「パラレルオーダー」の弱点?

「パラレルオーダー」は☆7の最上級通常モンスターを「パラレルバース・ゲート」や「シークレットオーダー」などでガンガン出していき攻めていく攻撃的なデッキで、最上級モンスターが3体並ぶことも珍しくない恐ろしい~デッキです。しかもシークレットオーダーの不随効果で罠で破壊されない効果までついておりその攻撃を防ぐのはかなり難しいです。

ですが一度ユグドラゴのマキシマム召喚に成功してしまえば攻撃力4000!の壁が立ちはだかることになるのでパラレルやオーダーを使っても倒すことができません。
オーダーで強化されたモンスターの攻撃を防ぐのはかなり難しいのですがこのように「打点で越えられないようにする」というのは非常に理にかなった対策と言えます。

それに「パラレルオーダー」は最上級バニラを複数出して一気にライフやモンスターを狩るのも強みの一つですがそんな時でもユグドラゴがいれば例え最上級を3体並べられてもライフを削られないのもいいです。好き。

レジェンド枠は「聖なるバリア‐ミラーフォース‐」の採用率が高い

そしてレジェンド枠は「聖なるバリア‐ミラーフォース‐」の採用率が高いのもポイント。

オーダーで破壊耐性を付けれるとはいえ「パラレルバース・ゲート」で出てきたモンスターや前のターンに出されたモンスターに対しては有効なのでいまだに優先度は高い。
ユグドラゴは罠カードで破壊されないのでこれも追い風になっています。

ただ「パラレルオーダー」はレジェンド枠の自由度は高い方なのであまり過信はしない方がいいでしょう。

これらが主な「ユグドラゴ」側のメリットかな。

特に一度マキシマム召喚が成立してしまえば「パラレルオーダー」側は対処が難しいので相性はよさそうですよね。

ただ相手は環境最強デッキ。
油断はできません。

次は懸念点を見ていきます。

「パラレルオーダー」側から見たユグドラゴ

基本は対象外です。
マキシマム召喚がそもそも流行っていないので意図的な対策はほとんどされていないと考えていいと思う。
「パラレルオーダーが一番多い」ということは、「パラレルオーダー」を使う側の一番の仮想敵も「パラレルオーダー」となるので、基本ミラーマッチを優先的に考えてデッキ構築をします。
なので「マキシマム対策に割いてる枠なんてねーよ!」というのが本音じゃないかと。マキシマム対策に枠を割けば割くほどミラーマッチとかに不利になりますからね。

つまり「パラレルオーダー」からみたら「ユグドラゴ」は蚊帳の外でしょう。
これは「ユグドラゴ」からしたらむしろ好都合なので相手のあごに死角からカウンターパンチを食らわせてやりましょう。

唯一の回答?「手札活殺」

ユグドラゴは確かに強いのですが万能ではありません。

ほぼ全ての「パラレルオーダー」に入っているこのカード、「手札活殺」が相手側のユグドラゴの突破手段になります。これで打点を4000以上にして戦闘破壊してくるわけです。
逆にいうとこれくらいしか突破手段はないのですが3枚入ってるリストも多いので無視するわけにはいきません。

このカードのやらしいところはユグドラゴを突破できることだけでなく、「頑張って手札に集めたマキシマムを捨てさせられる」おそれがあるんですよね。
あらやらしい。

つまり相手は手札活殺を「ユグドラゴを戦闘破壊するため」に使ってもいいし「ユグドラゴパーツをそろえている最中に無理やり捨てて」もいい。

どちらでもユグドラゴ側はきついのでそれを状況に応じて使い分けられるのは十分強みです。


なので対マキシマムに対してはタイミングをそこまで選ばなくても使える優秀なカードなわけですね。

後者を狙ってやる場合は相手の手札が2枚残ってる時に打ちましょう(もちろん手札がマキシマムパーツの保証はないですが)。

もちろん他にもマキシマムの突破手段をいれている人もいますがメジャーなのは手札活殺くらいなのでやや安心感はありますね。

「ユグドラゴ」側から見た「パラレルオーダー」

基本有利です。

「パラレルオーダー」側から見た「ユグドラゴ」、でも書いたように「パラレルオーダー」のユグドラゴを出された場合の突破方法は手札活殺のみなので一度マキシマム召喚が成立してしまえば相手はかなりきついでしょう。

ただ「パラレルオーダー」の展開力と平均打点の高さは環境最強なので間違ってもまともに戦おうとしてはだめです。
具体的には基本は下級モンスターをひたすらセットして受けの体制相手の猛攻を耐え、ユグドラゴがそろうのを待つ、といったイメージでしょうか。
中途半端にライフを減らそうと攻撃表示で殴ると倍返しで返ってくるので基本はセットが無難です。

なので構築としては、できるだけ下級モンスターを増やし相手の攻撃から守ることと、ユグドラゴを出した後も手札活殺で突破される可能性を考えておく
ことが重要になってきそうですな。

まとめ

以上のことを踏まえると今大会で「ユグドラゴ」を使うとしたら考えないといけないポイントは

1.なるべく早くマキシマム召喚ができる構築を目指す。

「パラレルオーダー」は最上級が簡単に出せてライフを削るスピードも速い。ミラーフォースもある。なので無理に攻めようとせず「裏側守備表示で耐え、マキシマム召喚の成立を最優先に目指す。」

2.手札活殺で突破されてしまうことを考えておく。

罠でその状況を未然に防いだり、破壊されても墓地のユグドラゴを回収したりするギミックを搭載しておこう。

3.でもやっぱりユグドラゴは出せれば強い。

以上です。

それでは今回はそんなところで失礼します。

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