【ラッシュデュエル】超越のトランザムから約一週間後の感想

どーも、最近改めてJanne Da Arcって良すぎるよねと思ってるヒノメです。


今回は「超越のトランザム」環境の新カードを色々使ってみて1週間経った大まかな感想です。

とはいえ今回の超越のトランザムはまだそこまで研究できていないので、今後のラッシュデュエル環境に一番影響を与えそうで実際に触ってもいる《プライム・ドワーフ》関連に絞って環境にどんな影響を与えうるのか僕の感想を紹介していきたいと思います。


目次

プライム・ドワーフってなに?強いの?

「プライム・ドワーフ」は超絶のトランザムに収録されたギャラクシー族の新規モンスターです。

プライム・ドワーフ
星1/光属性/ギャラクシー族/攻0/守0

【条件】なし
【効果】自分フィールドのモンスター1体を選んで墓地へ送る。その後、自分の墓地の種族が異なるモンスター(光属性)3体を選んでデッキに戻す事ができる。戻した場合、さらにお互いのフィールドの表側表示モンスターの中からモンスター(光属性)を素材として墓地へ送ってモンスター(光属性)をフュージョン召喚できる。


今回の新弾のおそらく最注目カードで、強いかと聞かれたら強いし、今までにない相手のモンスターもフュージョン素材にできるという効果を持っています。

出せる素材もフュージョン体も「光族性」に限られますがこの効果を上手く活用すれば非常に強力な効果になり得そうです。


プライム・ドワーフの強い点

《プライム・ドワーフ》の強いところは二つあると思っていて、

①相手のフィールド場の光族性モンスターを除去しながらフュージョン召喚ができる。

②《フュージョン》を使用しないで光族性モンスターをフュージョン召喚ができる。


この二つの要素に分けられると思います。


そして《プライム・ドワーフ》を使う上でもう一つ忘れてはいけない要素が「光族性フュージョンモンスターにはどんなモンスターがいるのか」という点ですよね。

今弾で登場した二枚のカードの存在が《プライム・ドワーフ》の強さをより引き出しています。

プライムキャット・ストライニャー
星9/光属性/獣戦士族/攻2900/守200/ フュージョン/ 効果
「プライムクロー・ガール」+モンスター(光属性)

【条件】なし
【永続効果】自分フィールドの表側表示モンスター(レベル7以上/光属性)の攻撃力は200アップし、相手の効果では破壊されない。

プライム・ピアース・ジャイアント
星7/光属性/ギャラクシー族/攻2500/守0/ フュージョン/ 効果
「プライム・ドワーフ」+モンスター(レベル8以下/光属性)

【条件】なし
【永続効果】自分のモンスター(レベル7以上/光属性)の攻撃は貫通する。相手ターンの間、自分フィールドのモンスターはフュージョン召喚の素材にできない。

《プライム・ドワーフ》の登場と同時にこれらのモンスターが登場したことで全ての光族性モンスターは処理されやすくなったということになりますね。

幸いなことに《プライムクロー・ガール》がやや使いにくいモンスターなので星9以上の光族性であれば処理されにくいというのはありますがやはりデッキに入るモンスターは基本星8以下なので《プライム・ドワーフ》が光族性を使うデッキの天敵になるのは間違いないですね。



なんにせよ光族性のモンスターを使ってるだけで常に処理されるリスクがあるというのはラッシュデュエルにおいて大きな環境の変化です。
面白いんだけどこれ大丈夫なのか?っていう心配もありますねw

ドワーフの強みをもう少し深堀りして考えてみます。

①相手のフィールド場の光族性を除去しながらフュージョン召喚ができる。

この効果には「相手の光族性モンスターの除去」と「フュージョン召喚できる」の二つの要素があるので光族性モンスターの除去から考えてみます。


ラッシュデュエルも徐々にカードプールが増えてきましたが未だに下級モンスターで相手の最上級モンスターを処理できるカードはほとんどありません。

条件付きとはいえ下級モンスターであるドワーフで最上級モンスターを処理できる力を持ってる時点でドワーフはかなり強いですよね。
しかも「フュージョン素材にできる」なので破壊耐性をもつモンスターも処理できるのがえらいですね。

この効果により特に最上級の光族性モンスターをエースとしたデッキは辛いことになりますね。
連撃竜ドラギアス》、《ギャラクティカ・オブリビオン》、《採光のプリマギターナ》、《鋼機神ミラーイノベイター》etc

早々たるメンバーが《プライム・ドワーフ》の餌になります。恐ろしいですね。

魔法カードとかで処理するのと下級モンスターという壁やリリース要因になれる下級モンスターで最上級処理ができるのは天と地ほどの差があるのでこれはかなりの強味になります。


もう一つの「フュージョン召喚できる」の部分に関して言うと基本的には《プライム・ピアース・ジャイアント》を出すことになると思いますが、これも非常に重要な部分で、このモンスターには「最上級クラスのモンスター」と「貫通」という二つの顔があります。

最上級クラスのモンスターというのは攻め手に絶対に必要なモンスターですし、貫通はデッキにできる限り入れたい要素でこれを《プライム・ドワーフ》を使うだけで用意できるのは非常にコストパフォーマンスがいいです。

特に最上級モンスターをメインデッキに入れずに出すことができるというのはけっこうヤバいメリットなのでドワーフを使ったデッキを作る場合核となる特徴じゃないかと思います。

また、当然光族性フュージョンモンスターを軸としたデッキにはさらに強く出ることができます。
例えば【サイバー】、【光ギャラクシー】、【セレブローズ】などですね。

これらのデッキは最悪、相手フィールドのモンスターだけでフュージョン召喚されてしまうというリスクがあるので相性はかなり悪いです。
僕もサイバーはすごく好きでけっこう使うのでこれは辛い、、、



《プライム・ドワーフ》を使ったデッキを使う時は自分のメインデッキに素材がなくともエクストラデッキに《サイバー・ツイン・ドラゴン》や《セレブローズ・ラグジュアリ・マジシャンズ》などは仕込んでおくといいですね。


②《フュージョン》を使用しないで光族性モンスターをフュージョン召喚ができる。

この効果は単純に光族性フュージョンデッキ限定で《フュージョン》の枚数を増やす、という役割に使えます。

通常《フュージョン》は最大3枚まで入れられますが《プライム・ドワーフ》3枚を合わせれば最大6枚デッキにフュージョンがあるものとして運用できます。
これも地味に嬉しい効果ですよね。


こちらの効果に関しては先ほどの「プライムドワーフは光族性フュージョンデッキにめちゃくちゃ強い」というものの真逆で、「光族性フュージョンデッキを助けてくれる効果」になっています。うーん、矛盾してますね^^;

つまりこのカードは光族性デッキメタでもあり、光族性フュージョンデッキの強化にも使えるカードということになります。



ただ《フュージョン》を増やしたいだけならフュージョンの代わりではないですがフュージョンを「回収」できるカードとして《アストロバイオ・ドレイク》や《フュージョニック・ディフェンス》などもあるのでそういうカードとの選択枠、としての候補になり得るでしょう。


《プライム・ドワーフ》を使う場合のメリットとして《プライム・ピアース・ジャイアント》が出せるようになるのでジャイアントの後半の効果、

相手ターンの間、自分フィールドのモンスターはフュージョン召喚の素材にできない。

を適用できるようになるので「相手の《プライム・ドワーフ》を対策するために《プライム・ドワーフ》を使う」、というなんともテクニカルな使い方が主な採用理由になりそうです。

光族性フュージョンデッキにとってはほんとにきついメタカードなので十分採用候補にはなりそうですね。

《プライム・ドワーフ》は環境デッキとして戦えるか

ここからは僕の想像になっちゃうんですが、十分戦えるんじゃないかと思います。

まず光族性メタカードということで、これは対戦相手のデッキに依存するので自分から望んでこの部分を活かすことはできないのですが今の環境デッキの中にも【青眼】や【ロイヤルデモンズ】など光族性をエースとしたデッキはあるのでそれらの除去に一役買ってくれたり、

下級モンスターだけで自分で《プライム・ピアース・ジャイアント》を中心に攻めることももちろんできるので全然戦えそうだなぁという印象を持ってます。
ラッシュの貫通はほんとに有能ですからね。

ただ今の環境デッキで輝いてるようなパワーカード、例えば《黒魔術師の宝石》や《波涛融合》のようなカードはないのでそこをどう補うかがプレイヤーに求められてることなんじゃないかと思います。


僕もまだ手探りですが《プライム・ドワーフ》と【メタリオン】を組み合わせた【プライムメタリオン】なんかはドワーフを活かせて楽しいんじゃないかと思ってます。

光族性フュージョンがエースで複数の種族を使えて《プライム・コール》で好きな素材を選んで墓地から回収できる。非常に相性のいいデッキだと思います(^^)


まとめ

今回は「超越のトランザム」登場から一週間くらい経過した感想でした。

《プライム・ドワーフ》だけで一記事成り立ってしまうくらいのポテンシャルを持ってるこのカードは今後のラッシュデュエルの環境も色々かき乱してくれそうです。

「超越のトランザム」は他にも魅力的なカードがたくさん収録された弾ですので、また他のカード達もどこかで触れたいところです。



今回は以上となります。
少しでも参考になれば幸いです。

ではまたー。

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