![悪魔とハーピィ](https://hinomerush.com/wp-content/uploads/2024/02/hinome6844_Cute_demon_and_beautiful_harpy_in_opposition_charm_b_92635053-5906-4648-996e-0930419ce436.webp)
2024年1月のラッシュデュエル大会環境のざっくりまとめです。 「ラッシュ最近やってなかったんだけど今こんなデッキが流行ってるんだ~」って知りたい人向けのざっくり記事です。
地域性もあったり、あまりデッキが多すぎても分かりづらいと思うのでラッシュやってる人なら実感できるくらいの数に厳選して紹介しようと思います。
2024年の新リミットレギュレーションに変わった最初の環境紹介になります。
全体としてはリミットレギュレーションが変化したことでかなり使用デッキが分散して楽しい環境になったんじゃないかなと個人的には思います!
やっぱり好きなデッキで勝ちたいってのがデュエリストの性ですからね。
次の項で今流行ってるデッキを紹介していこうと思います。
前回の環境を知りたい方はこちら
1月のざっくり環境分布
1月のラッシュデュエル大会環境は
今はこれらのデッキが流行ってる環境になります。
流行っているデッキ≒強いデッキ
なのでそれぞれのデッキの特色やどういう点が強いのかについて簡単に解説します。
【闇魔法使い】デッキ
![](https://hinomerush.com/wp-content/uploads/2024/02/hinome6844_Wizard_casting_dark_magic_from_his_wand_stylishly_wi_bad1c516-4718-4bea-a908-628b21e8d033.jpg)
前回の環境トップです。
ラッシュデュエルのデッキの中では魔法カードが異様に多いデッキで、豊富なドローソースやデッキ圧縮で早めに墓地を肥やし、キーカードの《黒魔術師の宝石》などで《黒曜の魔導兵》を筆頭とする強力な上級魔法使い族モンスターを並べて相手を制圧するゴリゴリの攻撃的なデッキです。
新リミットレギュレーションで弱体化しましたが未だに一線級のデッキです。
強力なデッキですが前ほどの理不尽さがなくなりいい感じに丸くなってます。強いんだけど常識的な強さに納まったという感じかな。
一般的な【闇魔法使い】のテンプレから規制がかかったのは3枚程度なんだけど《キャットロワ チョイス》が制限になったことで単純な枚数以上にコンセプトの維持が難しくなりました。特にデッキを掘るスピードは大幅に下がってしまったので今までのような構築での動かし方は厳しそうだと感じてます。
例えば、「《邪神の大災害》を墓地に送るのが難しくなった」、「《黒曜の魔導兵》の攻撃力が平均的にかなり下がった」、「《黒魔術師の宝石》を打つ回数が減った」など3枚減っただけとは思えないくらいデッキパワーが下がってしまったので別のプランで戦えるようなデッキ構築が必要な局面にあるとおもいます。
それでも相手ターン中でも維持できる《黒曜の魔導兵》の攻撃力はラッシュの最上級モンスターの中でも最高クラスの値なのでそれが簡単に出せるこのデッキはしばらく活躍し続けるでしょう。
【魚】デッキ
![](https://hinomerush.com/wp-content/uploads/2024/02/hinome6844_Large_fish_charging_towards_the_viewer_with_great_mo_3985276c-67ea-4cb7-ba26-1761feaa2a0a.jpg)
【魚】デッキは水属性・魚族を主体としたフュージョンデッキで非常にバランスの取れた安定したデッキです。
「安定した」なんて聞くとあまり強くなさそうな印象を持つかもしれないですが決してそんなことはなく、魚モンスターの単体性能は全て平均点以上で使いやすく、攻めも守りも熟せる初心者にも扱いやすいデッキです。
強みはもちろんあるんですがデッキの特徴を言うとすると「特段苦手なデッキはない」というのが一番の特徴かもしれません。強いて言うなら「高すぎる打点(青眼の究極竜、F・G・Dなど)」を持つデッキが少し苦手というところか。
前環境でもけっこう実績を残してましたが他のデッキが弱体化した中【魚】はノータッチだったため相対的に勝ちやすくなったデッキというポジションにあるように思います。
特に今は《波導刀鬼丸クニツナ》が後述する《ハーピィ・レディ・PM》に強かったり、魚のフュージョンモンスターである《暗黒波導砲ニュートロン・マグロム》が《ハーピィ三姉妹》の効果を使えなくしたりなど流行りの【ハーピィ】に相対的に有利に立てるというのは【魚】を使う大きなメリット。
それ以外にも破壊耐性を常に持てるのは色々と便利で、他のデッキより《聖なるバリア -ミラーフォース-》を序盤からケアして戦える点も地味に大きいポイントでしょう。
【ハーピィ】デッキ
![](https://hinomerush.com/wp-content/uploads/2024/02/hinome6844_A_stunning_landscape_that_captures_the_essence_of_tr_bee988b2-0b8c-4cf1-94f8-0dc6502716c1.jpg)
みんな大好き【ハーピィ】ちゃん達です。
【ハーピィ】はラッシュデュエルではエクスキューティーに次ぐ強力な上級デッキというところで今までも一定の人気がある強いデッキでしたが、最新弾で登場した二枚のハーピィサポートカードにより完全体に進化しました。環境トップ筆頭だと思います。
その二枚のカードが《ハーピィ・レディ・PM》と《スプレンディッド・スラッシュ》です。
今回の強化のなにがすごいのかというと、【ハーピィ】の問題点だった「高ステータスモンスターの処理」「表側魔法罠処理」「マキシマムの揃えにくさ」これらの苦手を全て補強し【ハーピィ】を大幅に環境トップの座に押し上げたところです。
これによって隙もかなり少なく対応力はかなり高い汎用性の高いデッキに昇華しました。
今の段階で【ハーピィ】は構築次第でほとんどのデッキに対応できるので仮にこれ以上強化がなくてもずっと強いだろうなぁというくらいには完成度の高いデッキになったと思います。
「出すのは難しいけど出れば強い」系のカードはハーピィに1枚で処理される可能性が高いのでハーピィが流行ってる間は使うのをためらってしまう環境ですね。
今大会に出場する際には真っ先に警戒したいデッキの一つです。
【青眼】デッキ
![](https://hinomerush.com/wp-content/uploads/2024/02/hinome6844_A_legendary_white_dragon_its_beauty_accentuated_by_p_d5835a5b-2626-4bc7-9ff8-4b5a37b97f0e.jpg)
The Legendの【青眼】デッキもブルーアイズのストラクチャーデッキが出てからやはりずっと人気のデッキです。
環境デッキに《ブラック・マジシャン》と《ブルーアイズ・ホワイト・ドラゴン》が共存してるって最高だよね。
【青眼】の一番の強みは《レジェンド・ストライク》を一番強く使えるところなんじゃないかなと個人的には思っています。
前にも言ったことがあるんだけど僕は《レジェンド・ストライク》はめちゃくちゃ強いカードだと思ってて、汎用性もすごく高いカードなんだけど意外にも上で説明してきたような流行のデッキには《レジェンド・ストライク》が採用されてないことも多い。
そして最上級モンスター以外は比較的自由度の高い【青眼】はかなり《レジェンド・ストライク》が使いやすいデッキの部類に入ると思います。
《レジェンド・ストライク》で出せる最高打点の《青眼の白龍》が出せるのはもちろん、《滅びの爆裂疾風弾》でモンスター破壊には長けてるので魔法罠を破壊してくれるこのカードはすごく相性がいいです。
《ロード・オブ・ドラゴン-ドラゴンの絶対者-》を再利用するために《セブンスロード・エンチャンター》が入ってるリストも多いので勝手にメインから【闇魔法】に強く出れるのも強い点ですね。
突出した打点の高さでラッシュデュエルでは珍しいワンターンキルも可能なデッキで、どのデッキにもワンチャンあることが嬉しい非常にパワフルなデッキです。
【ロイヤルデモンズ】デッキ
![](https://hinomerush.com/wp-content/uploads/2024/02/hinome6844_A_devil_with_the_vibe_of_a_rocknroller_depicted_in_a_49ee2f93-246b-4b2b-9f51-7c14cfe4a886.jpg)
【悪魔】と呼ぶべきか【ロイヤルデモンズ】と呼ぶべきか所説はあるかもしれないですが最近勢いをどんどん伸ばしてるデッキですね。
あの弱かったロイヤルデモンズがここまで強くなったとは、、、
古参からするとちょっと感動しちゃいますね。
このデッキの特徴を挙げるとロイヤルデモンズの「星5以上のモンスターをリリースしてアドバンス召喚すると強力な効果を発動できる」というのを利用して相手に大きな負担を与えていくデッキですね。
今までは上級があまり強くなかったり、上級と最上級を多めに積むことになるので事故のリスクが高くて扱いずらいデッキでした。
しかし今回新弾によって大幅に強化され実践級のデッキとなりました。
他にこのデッキが流行ってきた背景として非常に時代に噛み合ったデッキだな、という印象があります。
豊富な新カードをもらい強化されて強くなったというのはもちろんあるのですが、
【ハーピィ】が流行る
↓
星9以上の大型モンスターを取り扱うデッキを使うのにリスクが生じる
↓
最上級(星7,8)までをエースとしたデッキに抑えたいモチベーションが生まれる
↓
ヘヴィメタで狩る
こういう環境の流れから今は【ロイヤルデモンズ】が活かしやすい環境というのもあるんじゃないかなーと個人的には思ってます。
長らくあまり使われてなかったですが《ロイヤルデモンズ・ヘヴィメタル》は決まればめちゃくちゃ強いですからね。
また、《ロイヤルデモンズ・ヘヴィメタル》は破壊したモンスターの攻撃力を「そのまま」吸い取ることができるので攻撃力が上がった《黒曜の魔導兵》を処理しながら超火力のカウンターをくらわすことができます。
闇魔法は罠カードも少ないのでカウンターは決まりやすく、総じて【ロイヤルデモンズ】は【闇魔魔法】に強いと言えそうです。
相手のバックは《ロイヤルデモンズ・プログレッシブ》で剥がし、相手のモンスターは《ロイヤルデモンズ・ヘヴィメタル》で破壊する。それを戦況によって《ロイヤルデモンズ・エリートアンプ》で使い分ける。
こんな動きが理想的ですね。
【闇魔法】は未だに使用者がトップクラスに多いデッキなのでそれに対抗し得る【ロイヤルデモンズ】はこれからさらに数を増やしていくでしょう。
まだ新デッキで型も色々あるのでこれからどんな風に活躍していくか期待したいです。
環境雑感
ラッシュデュエル新年一発目の環境ですが個人的にはけっこう好きな環境ですね~。
強いデッキはあるんですがちゃんと好きなデッキでそれなりに勝てますし、新リミットレギュレーションのおかげで理不尽なワンキルとかずっと一人回しを見せられてるとかないんで平和だと思います。
【闇魔法】の採用する魔法カードもけっこうシビアになってきて《メイドのいたずら》が減ってると思うので星7デッキも活躍させやすくなってると思いますしね。
【ハーピィ】は個人的にけっこう好きで環境初期から使ってて、めちゃ強いな~と思いながらもフリーけっこう負けたりもして、「このデッキでも負けるんだ~」てのも発見出来たり楽しみながら色々勉強してますね。
記事の中でも少し触れましたけど「ブラック・マジシャン」(ほぼ闇魔法だけど)と「青眼の白龍」がそういえば環境に両方共存してるな~と思って、ちゃんと強い環境デッキとしてこれらが上にいるのなかなかエモいなと思いました。
ラッシュデュエルだからこその魅力もありますね。
総じて今の環境は良環境なんじゃないかな~と思います。
まとめ
![](https://hinomerush.com/wp-content/uploads/2024/02/hinome6844_Devil_counterattacking_a_wizard_shark_head_in_water__f185e6d0-5586-4c00-b116-bf22dfb50166.jpg)
2024年のラッシュデュエル1月環境は
こんな感じの環境となっています。
まだ新リミットレギュレーション始まって間もないので色んなデッキで楽しむのがいいと思います。
今回は以上となります!
参考になれば幸いです。
なにか間違い、問題点、修正点などあればコメントからご指摘ください。
それではっ
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