2024年４月のラッシュデュエル大会環境のざっくりまとめです。 「ラッシュ最近やってなかったんだけど今こんなデッキが流行ってるんだ～」って知りたい人向けのざっくり記事です。
地域性もあったり、あまりデッキが多すぎても分かりづらいと思うのでラッシュやってる人なら実感できるくらいの数に厳選して紹介しようと思います。
４月になり新リミットレギュレーションに変わり《レジェンド・ストライク》《レジェンド・マジシャン》のセットが準制限になったり《エクスキューティー・リリウス》が増え【エクスキューティー】が強化されたり変化はあったのですが「オーバーラッシュパック２」の影響が大きくその辺の変化がかすみます笑
早速次の項で今流行ってるデッキを紹介していこうと思います。
前回の環境を知りたい方はこちら
４月のざっくり環境分布
４月のラッシュデュエルの大会環境は
これらのデッキが流行ってる環境になります。
流行っているデッキ≒強いデッキ
なのでそれぞれのデッキの特色やどういう点が強いのかについて簡単に解説します。
【青眼】デッキ
もはや説明不要の人気デッキ。
強さも申し分ないです。
ただ最近は《サンセットリバース》が流行っているので【青眼】の特徴である《滅びの爆裂疾風弾》での破壊が通りにくくなったり《レジェンド・ストライク》が減ってしまったことでデッキとしてはやや逆風に。
それでも平均的なステータスの高さや自身も《サンセットリバース》を駆使することでそこまで大きな損失なく戦える安定のデッキです。
【ロイヤルデモンズ】デッキ
「星５以上のモンスターをリリースしてアドバンス召喚すると強力な効果を発動できる」という少しテクニカルなデッキです。
二大エースの《ロイヤルデモンズ・ヘヴィメタル》、《ロイヤルデモンズ・プログレッシブ》で相手の盤面を破壊していき無理矢理攻め込んでいく豪快なデッキです。
しかし最近は破壊耐性を付与できる《七宝神－良財》や《サンセットリバース》の影響で破壊がしづらく、追い打ちをかけるように《シャイニー・シェイディー》という召喚時に裏にされてしまう罠が出たことにより今はかなり戦いにくいデッキになってしまっている印象です。
【爬虫類】デッキ
《レジェンド・ストライク》、《レジェンド・マジシャン》に規制がかかって若干の弱体化はしたもののそんなことはお構いなしに暴れまくっている現在トップクラスのデッキの一つ。
元々攻防ともに優れた万能なデッキでしたがさらに何枚かの《秘密捜査官》強化をもらい、相手の光族性を吸収できる《プライム・ドワーフ》や墓地メタ兼大幅な攻撃力ダウンを狙える《アビスカイト・レイ・モノクローム》などの補助カードをもらいさらなる対応力を得ました。
破壊耐性が多い現環境において攻撃力を上下させる効果の多い【爬虫類】は今かなり扱いやすいデッキだと思いますね。
まだしばらく爬虫類の猛攻は止まらなそうです。
【セレブローズ】デッキ
光族性・魔法使い族で統一されたセレブなデッキ。
装備魔法とフュージョンモンスターを絡めたかなり珍しいデッキで上級者向けです。
以前は決まれば最強の罠《セレブ・リベレイション》を筆頭に罠を絡めて戦っていく印象でしたが、光族性魔法使いの強力な新カード《顕現の秘儀》の登場により戦い方もがらっと変わり、前の【闇魔法】のようなぶん回し系の攻撃的なデッキに変化してきました。
装備魔法で強化された《セレブローズ・ラグジュアリ・マジシャンズ》の二回攻撃の破壊力はすさまじく、装備魔法を《セレブレード・デスワイルド》にすれば大ダメージの貫通も可能です。
また、セレブローズは意外と蘇生にも長けていて一度《セレブローズ・ラグジュアリ・マジシャンズ》のフュージョン召喚に成功すれば墓地から蘇生できることも強みと言えましょう。
《セブンスロード・エンチャンター》に弱いのはネックですがシングル戦などではかなり活躍が見込めるデッキになっています。
【ユグドラゴ】デッキ
最強デッキ。
【磁石】デッキ
別名【マグネットウォリアー】。岩石族を主体とした現在の環境トップデッキです。
攻撃、防御、事故率どれをとっても最高品質でバランスに優れた良デッキ。
動きはシンプルで初心者にも使いやすいデッキですが純粋に強い。
とくに強いのが罠カードの《リパルシブ・フォース》で、今までの罠カードはだいたい「召喚、特殊召喚時に発動」や「攻撃宣言時に発動」などのタイミングが多かったですが《リパルシブ・フォース》は召喚、特殊召喚時、または攻撃宣言時と発動タイミングに優れ、先出し後出しどちらでも使える汎用性の高さを持っています。
これは文面で読める以上に強く、かなりの範囲のモンスターに有効でおまけにフュージョンモンスター《磁石の騎士α》での再利用も可能なので４回以上の使用も可能です。
この防御面の固さはすごいですね。
また下級通常モンスターの「磁石の戦士α」「磁石の戦士β」「磁石の戦士γ」はステータスが規格外で、ほぼ全ての下級モンスターを一方的に倒せるステータスを持っています。
それによって先行一ターン目のあるある、モンスター３体セットで終わりでもそれなりの防御力を有し、後攻でも下級でとりあえず殴って相手のフィールドを減らすといった芸当が可能でこれはデッキの安定性という意味でかなり強い特性と言えます。
強力なフュージョンモンスターを《サンセットリバース》で出して相手ターンを凌ぎながら残ったら残ったで返しに反転召喚から攻めたり、《結束の戦士マグネット・バルキリオン》を出しながら《マグネット・サンダーチャージ》でモンスターを破壊したりとかなり隙のないデッキです。
とにかく安定したデッキなのでこのデッキに勝てるかどうかというのが大会で上位にいくための一つの大きなポイントになりそうです。
【ラヴ】デッキ
今回で本格的にテーマ化した攻撃力が０という独特過ぎる特徴を持った天使族主体のデッキ【ラヴ】です。
攻撃力０のモンスターでどうやって戦うのかというと、
《オールラヴ・ゴッデス》、《ピースラヴ・アンヘル》がエースとして機能し、これらの攻撃力を上げたモンスターで戦うか、《ピースラヴ・アンヘル》でも回収できる《ラヴ・シュート》で直接攻撃をしてライフを削っていくことができます。
デッキ内のモンスターは全て攻撃力が０なので大ダメージを受けやすく攻めるのも難しいですが、《オールラヴ・ゴッデス》の永続効果で守ったり強力な罠カードを駆使して戦うのが非常にテクニカルで難しい反面すごく面白いデッキです。
見た目も可愛いカードが多くて魅力的なテーマなので今後も強化を期待してしまいます。
４月の環境雑感
伝説の良パック、オーバーラッシュパックの第２弾が発売されたということでかなり熱い一カ月だったかなと思います。
しかもそこにユグドラゴ含むサイバース族の大幅強化を持ってきたのは流石すぎて運営センスあるなぁと思いました(謎の上から目線)
新弾発売後はありがちですがやはり今回も新しいアーキタイプのデッキをみんなが試す、という状況で単純な使用率が強さとイコールではないなという印象は受けました。
みんな新しい動きを試しながら模索しているというフェーズで、４月の後半にはだいたいデッキのテンプレも固まりだしてきているなというのが大会に出たりしていて感じました。
特に磁石はかなり安定性と強さを兼ね備えていて、環境の中では一番のポテンシャルがありそうだなと感じたのでそれをどう対策するかが今後は重要になりそうです。
まとめ
2024年のラッシュデュエル４月環境は
こんな感じの環境となっています。
今回は以上となります。
参考になれば幸いです。
なにか間違い、問題点、修正点などあればコメントからご指摘ください。
それではー
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