2022年11月26日に発売されるスペシャルパック、オーバーラッシュパックに関する考察です。
今回のパックの特徴や環境に与える変化などを考察していきます。
今回のパックはとんでもないですよ、、、
前回、デッキ改造パック 旋風のフォルテシモ‼ 考察
オーバーラッシュパックの特徴
オーバーラッシュパックはカテゴリ的には「スペシャルパック」というパックに分類され、数は少ないですが一部の人気カードが再録されています。
カードの種類は再録含めて全70種。
さら新レアリティ「オーバーラッシュレア」が登場し、その見た目はイラストがカードの淵ギリギリまで飛び出したとても迫力があってかっこいい造りになっています。
一部のカードはスーパーレアやウルトラレアに加えてオーバーラッシュレア仕様やシークレットレア仕様でも登場します。
さらに「エクスキューティー」やOCG出身の人気カード「サイバー・ドラゴン」などがテーマ化されて登場し、名前が共通するテーマが複数収録されている珍しいパックでもあります。
テーマ化してない他のカードも軒並み効果が強力なものがかなり多く、まさにスペシャルパックの名にふさわしい豪華なパックとなっています。
ラッシュデュエル始めたてでどれを買えばいいか迷っている人には現状最もおススメできるパックと言っても過言じゃないでしょう。
一枚一枚紹介してたのでは日が暮れてしまいそうなのでここでは一部のテーマに絞って考察しようと思います。
レジェンドカードは「青眼の白竜」、「ブラック・ホール」、「パワー・ボンド」の３枚！
オーバーラッシュパックのレジェンドカードは、
再録の「青眼の白龍」＋新規の「ブラック・ホール」と「パワー・ボンド」の合計３枚です。
新規のカードのみ考察していきます。
「ブラック・ホール」
誰が見ても強いと分かるシンプルながら超強力な魔法カード。
罠破壊耐性をもつものが多い「マキシマムモンスター」を簡単に倒せるという利点を保ちつつ、どのデッキに対しても腐ることはないであろう万能レジェンドカード。
似たような効果に同じくレジェンドの「死者への手向け」があるが、ブラック・ホールの場合コストがいらず複数まとめて墓地へ送れるので完全上位互換とまでは言えないものの多くの場合死者への手向けより優先的に採用される可能性が高そう。
唯一の欠点は自分のモンスターも巻き込んでしまうことですが自分の被害が大きそうなら発動しなければいいだけの話なので大きな問題ではありません。
ブラック・ホールを発動された場合だいたい自分のモンスターゾーンはがら空きになりとても危険な状態になってしまうのでそこからの致命傷を避けるためにこれからのラッシュデュエルは罠カードでそのターンを凌げるようなカードの採用率が上がるんじゃないかと思われます。
まあいうて一枚なので撃たれたらしょうがないと割り切りもありですがラッシュの１枚採用のカードはけっこう引けてしまうので自分はびびっちゃいますね、、、。
その辺は要検討です。
どちらにせよ、これからのレジェンド枠の最有力候補の一枚になるのは間違いないです。
「パワー・ボンド」
パワー・ボンドは機械族フュージョンモンスター専用ですが手札からもフュージョン素材にできるという原作の「融合」により近い仕様になってるのがエモいレジェンドカードでございます。
効果も使えるデッキも条件がそれなりに厳しくデッキを選ぶものの決まればワンキルも十分狙っていけるブラックホールとはまた違う怖さを持った強力なカードです。
攻撃力アップは永続的に続くので実は序盤に打っても戦線維持にはけっこう役立ちそうです。
OCGから堂々と登場「サイバー」
光族性、機械族に統一された新テーマです。
僕がずっと待ち望んでいたテーマでもあります。このフォルムが超かっこいいんですよね。
機械族は元から光族性がけっこう多かったので今までの機会にエッセンスを加えるのもよし、新たにサイバーデッキを組むもよしです。
同パックで大々的に登場したフュージョン召喚が目立ちますが最上級のサイバーも優秀な効果を持っているのでフュージョンモンスターに頼らなくても戦えるのが意外と器用です。
下級のサイバーも優秀な効果を持っていますが光族性機械族に起因する効果を持つものが多いため他の種族を入れづらいというのは一つの欠点になります。
対サイバーを考えるときはそこの隙をつきたいとこです。
登場したばかりの現状でもかなり種類が多く、モンスターの取捨選択が難しそうだなぁという印象を受けます。
人気なテーマということもあり、大会などでも多く見かけることになりそう。
久しぶりのマキシマム「焔魔」
久しぶりのマキシマムの完全新規であり炎族性、悪魔族で統一されたテーマ「焔魔」が新登場です。
マキシマムでしかもテーマ化は新しいですよね。
今回登場した焔魔のマキシマムモンスターは２種類で、そのどちらもが星４、星１０のみで構成されたマキシマムモンスターという異例の特徴を持っています。
特に下級モンスターだけでマキシマム召喚ができてしまうのは時代の進化を感じますね。
ここ最近のラッシュではマキシマムデッキは向かい風の風潮が長く続いていて大会などではマキシマムを使う人はめっきり減ってしまいました。
最近ではとどめを刺すかのように「業火の結界像」が流行っていてよりマキシマムには辛い時代でしたが「焔魔」は炎族性で結界像が効かないため、他のマキシマムデッキと比べると有利なポジションをとれています。
マキシマムデッキが環境に一つでもいると一辺倒でなくなりデッキ構築の難易度が急に上がってデュエルも面白くなります。
なのでユグドラゴ使いの僕としては閻魔には是非頑張ってもらってマキシマムの維持を見せてもらいたいなと思います。
初の星６軸テーマ！「エクスキューティー」
前からちょくちょく登場していた可愛い女の子達の「エクスキューティー」が今回でテーマ化に格上げです。
特徴は星６というだけでなく守備力が500、種族、属性がばらばらで偏りがないというのも面白い特徴です。
ラッシュデュエルは召喚が無制限のルールによって最上級モンスターの敷居が低いので「中途半端な星５、星６は別に入れなくていいよね」という結論になりがちです。
しかし今回のエクスキューティーでは仲間がいることで特殊召喚できるという共通効果を持ったことで出しにくさの問題をクリアしています。
さらにエクスキューティー専用の魔法罠カードには強力なものが多く、ここでしっかり他の最上級モンスターを使うデッキと差別化もできています。
今までは難しかった一度墓地に送った魔法カードや罠カードの再利用が最近ではだいぶやりやすくなったので、これらを駆使すれば星６のエクスキューティーの下剋上も夢ではないのではないでしょうか？
オーバーラッシュパック おススメカード三選！
私が選ぶこの弾のオススメカード三選は、
になります！
順に解説していきます。
「ブラック・ホール」
もう説明不要ですよね。
これを入れるかは迷いましたが流石に持っといた方がいいので一応オススメに入れさせてもらいました。
「未来風師」
風サイキックの勢いをさらに軌道に乗せそうな危険なカード。
一応戻すカードは風属性ならなんでもいいので今後装備魔法がもっと出てきたときに重宝する可能性を秘めてるので風サイキックを使ってない人でも持っておく価値はあるでしょう。
「夢中のランビリス」
ラッシュで初のコントロール奪取ができるモンスター。
コントロール奪取は最強の除去手段なんですがこんなに簡単に奪えちゃっていいんですかね、、、。
ラッシュは種族問わずにデッキを組むことも多いので活躍の機会はけっこう多そう。
まとめ
今回はスペシャルパック オーバーラッシュパックの考察をやってきました。
今回は濃かったですねー。
OCGの人気テーマ、マキシマムの復権、星５，星６の逆襲とラッシュデュエルの新たな始まりを予感せざるを得ないワクワクを与えてくれるパックになりました。
僕もサイバーは昔から大好きだったテーマなので長く使ってこうともう既に決心してます。
オーバーラッシュパックで環境がどう変わるのか楽しみです！
こちらからオーバーラッシュパックを購入できるので気になった方はお手に取ってみてください。
それでは今日はこんなところで！ゴーラッシュ‼
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