ラッシュデュエル、ついに日本一を決める大会が開催される



ラッシュデュエル初となる日本一を決める大規模大会、その名も「GALAXYCUP(ギャラクシーカップ」の開催が決定しました。

・受付期間:2022年5月20日(金)~6月5日(日)23:59まで
受付は終了しました。

詳細や参加申し込み受け付けはKONAMIの公式サイトを見ていただければと。
URL:https://www.konami.com/yugioh/rushduel/event/galaxy-cup/

ここでは公式サイトでは少し分りにくい点や注意点についてのみ解説していきます。
ざっくり知りたいだけの人は見出しだけさらっと読めばある程度分かるようになっています。

目次

小学生以下と一般部門の二部構成である

エリア代表選はそれぞれ「小学生以下(正式名称は‘‘最強小学生決定戦‘‘というらしい)」とそれ以外の「一般の部」で分かれており、小学生で一般の部に参加することはできない

ここは普通の大会とは違うので覚えておこう。
もちろん逆も然りです。

全国16店舗の開催店舗で開催

公式サイトからお近くの開催店舗を検索して参加受付をしてください。

ただ店舗によって開催日時が違うので、必ずご都合が合う日程を調べてから申し込んでくださいね。

最強小学生決定戦は期間中に何度もエリア代表決定戦に出られますが、
優勝した方は以降のエリア代表決定戦には参加できません。

対戦形式  試合時間40分 マッチ戦(サイドデッキ使用可)

はい、これですよね。

馴染みのない方も多いと思うので詳しく説明していきます。


普通のラッシュデュエルでは対戦相手と一度対戦して勝敗が決まって終わりです。
しかしマッチ戦というのはどちらかが先に2勝した方がそのゲームの勝者となる対戦形式です。

なので、もし先に負けてしまってもまだチャンスがあるので、プレイヤーにとってかなり心理的にありがたい形式ですよね。
と、同時に複数回対戦することになるので、プレイヤーの実力が反映されやすいルールである。とも言えるでしょう。

どんなに考えて自信のあるデッキでもカードゲームである以上「運」の要素は絶対に排除できないので
「1000回に1回しか起こらないであろう事故手札になって負けた、、、」なんてことがあったら悔やんでも悔やみきれないですよね。
なのでマッチ戦と聞いたときは僕も本当に嬉しかったし、全国大会という大規模で大事な試合でラッシュデュエルにもマッチ戦を導入してくれた運営に本当に感謝しています。


さて、ここでこの「マッチ戦」と切っても切れない関係であるもう一つの聞き馴染みのないルールの出番です、次は「サイドデッキ」について解説します。





サイドデッキとはなにか ~全体像~



ラッシュデュエルでは初めて登場する概念で知らない方も多いかと思います。
僕たちが普段ラッシュデュエルをやるのに使ってる40枚くらいのカードの束がデッキ(メインデッキ)ですよね。
サイドデッキはそれとは別に、15枚のカードの束を作り今大会でマッチ戦の2戦目以降に使える特別な束です。
だから1戦限りのショップ大会ではサイドデッキがないんですね。


しかしながらサイドデッキは僕たちの味方です。
この束がより僕達の実力を反映させやすくしてくれるんです。


なんでさっきから束という言い方をするのかというと、デッキという文言がサイドデッキの理解を難しくしている気がしているからです。

サイドデッキは15枚のデッキでそれで戦う という意味ではありません。
あくまでメインデッキの補助であり、0枚でも大会に参加することは可能です。


ではどんな風に使うのか。
全体像としては、
1、15枚のサイドデッキを事前に考えてカードの準備する。(具体的な組み方や注意点は後述)
2、大会にメインデッキとは別にして持っていき、試合開始直前に取り出して相手に見えないように裏向きのまま横に置いておく。(最初の1戦目では使えない)
3、一戦目が終わった直後にマッチ戦では同じ相手と連続で試合をするので、「これはこの相手にはあまり使えないなぁ」「あっちのカードのがよかったなぁ」と思うカードを メインデッキと入れ替える。
4、サイドデッキと入れ替えて新たに完成したメインデッキで相手と再戦!

といった感じですかね。

ただし色々と注意点があるので次は注意点を中心にして説明します。 





サイドデッキの注意点

・1戦目には使えない


サイドデッキのカードはまず大前提としてマッチ戦の2戦目以降でしか使えません。

相手のデッキを対戦前になんらかしらで知ってしまって「あのデッキには先にあのカードを入れておこう~」というのは反則です。
繰り返しますがサイドデッキはいかなる場合においても1戦目では使えません。

・メインデッキの枚数は常に最初の枚数と同じでなきゃいけない。


サイドデッキのカードをメインデッキに投入する場合、同じ枚数をメインデッキからカードを抜く必要がある。

例えばサイドデッキの「火の粉のカーテン」を次は3枚入れたいなーと思った場合
メインデッキからその分の(この場合は3枚)抜きたいカードを好きに選んでそれをサイドデッキに戻す。
つまり元々メインデッキが40枚、サイドデッキが15枚なら2戦目、3戦目以降も試合開始直前にはメインデッキ40枚、サイドデッキ15枚になっていないといけません。

それさえ守っていればサイドデッキからガラッと15枚全部変えてもあえて1枚も変えない、とかでもOKってことですね。


・制限を無視していいわけではない


ここで気になるのは「え?じゃあメインデッキにダークリベレイション3枚入れてるけどサイドデッキにもダークリベレイション3枚いれてもいいの?」って思う方もいると思いますが、それはできません。

メインデッキ、サイドデッキとあわせて同じカードは3枚までです。

ただし「レジェンドカード」に関しては サイドデッキのみ複数枚採用することが認められています。


それは
サイドデッキ5枚
・青眼の白龍 3
・手札抹殺 2


ってことではなく



サイドデッキ5枚
・青眼の白龍 1
・手札抹殺 1
・落とし穴 1
・エーリアン・ソルジャー 1
・漆黒の戦士 ワーウルフ 1

という意味です。



もちろんサイドデッキに複数のレジェンドカードを入れていたとしてもメインデッキに入れられるのは1枚まで。
その場合メインデッキから抜くカードは必然的にレジェンドカードとなります。
つまりメインデッキのレジェンドカードは常に1枚までという制限を無視できるってことではないんですね。

ちなみにエクストラデッキのカード(フュージョンモンスター等)もサイドデッキに入れることが可能です。その場合も場所を問わずに合計3までです。

・マッチが終わったらデッキを試合前の状態に戻そう


どちらかが2勝して勝敗が決まったらメインデッキ、サイドデッキ、エクストラデッキを試合前の状態に戻しましょう。
 

ある意味これが一番怖いです。

負けた方はともかく勝った方は次の試合もあるので必ずデッキを初期の状態に戻しておきましょう。
不慣れなのでついつい忘れてしまいそうになりますが、これを忘れると次の試合で罰則をもらう可能性があります
入れ替えが複数回行われて元のデッキを忘れてしまう場合もあると思うので現地には、記入済み 「デッキ記入シート」の控えや「遊戯王 ニューロン」アプリなど元のデッキが分かるものを必ず持参しよう!






「エキストラターン」「エキストラデュエル」「サドンデス」という呪文



さて最後に今大会最大の難関である、「エキストラターン」「エキストラデュエル」「サドンデス」という頭が痛くなる呪文を解読していきたいと思う。
名前似すぎ((((


これもラッシュデュエルでは初の取り組みだと思うので聞いたことがない人が多数だと思います。


これらの共通点は、「時間制限が来てしまった時の対処法」になります。


改めて今大会の対戦形式を確認してみると
試合時間40分 マッチ戦(サイドデッキ使用可)

となっています。
この「40分」というのはサイドチェンジやシャッフル、トラブルなどがありジャッジに質問する時間も含めます。
つまり審判の「試合開始!」の合図とともにスタートし、40分が経過した時点で制限時間となります。


でもその制限時間が来た瞬間人それぞれの状況がありますよね?
しかしその状況というのは大まかに言えば2つに分けられます。「デュエル中か、それ以外か」です。
それによって「エキストラターン」「エキストラデュエル」に移行することになります。
もうちょっと詳しく見ていきます。



「エキストラターン」、デュエル中、3ターンのやつ




デュエル途中に時間切れになってしまった場合はこっち。


審判の「制限時間です」っていう掛け声の時にプレイしてるほうが「ターンプレイヤー」。
そうじゃないほうのじゃないほう芸人を「非ターンプレイヤー」とここでは呼びます。


審判の掛け声と同時に試合が即終了するわけではありません。




審判の掛け声があってもまだそのまま普通にデュエルします。
そのターン中に勝敗がつかなかった場合に初めて、「エキストラターン」に入ります。

「エキストラターン」に入った後は「非ターンプレイヤー」→「ターンプレイヤー」→「非ターンプレイヤー」と交互に合計3ターン行い「エキストラターン」が終了、その時点でライフが多いプレイヤーの勝利となります。
繰り返します、「3ターン後の非ターンプレイヤーがターン終了を宣言、その時点でライフが多いプレイヤーの勝利となります」


間違いやすいポイントとして「エキストラターン」に入った時点でのライフポイント差は関係ないので注意しましょう。デュエル途中で「エキストラターン」に入った場合必ず3ターンの延長戦を行うってことですね。


「エキストラターン」、デュエル中、3ターンのやつ
と覚えましょう。


「じゃあもし3ターンプレイしてもライフが相手と同じだったら?」
それが「サドンデス」です。


その前に似てる名前の「エキストラデュエル」から解説します。






「エキストラデュエル」、キリがいい時、4ターンのやつ



デュエルが終わった瞬間やサイドデッキと編成中などのデュエル中以外の時に時間切れになったときはこっち。


「エキストラデュエル」の注意点は、そもそもこの時点で1勝0敗のプレイヤーがいた場合、「エキストラデュエル」をやるまでもなく1勝0敗のプレイヤーがマッチの勝者となる。


ここが一番のポイントで、そもそもなぜエキストラなんちゃらをやるのかというと時間になっても勝敗がついてないから。なのでキリがいいところで終わってて片方が勝ち越してるならその人が勝ちでよくね?ってことですな。

つまり「エキストラデュエル」というのはキリがいいところで時間制限を迎えて、なおかつ0勝0敗、1勝1敗の時のみ行われるゲームということになります。


「エキストラデュエル」
は直前の勝者とは関係なく「じゃんけん」で勝った方が改めて先行後攻を決めなおします。

そして先行の人、すなわち「ターンプレイヤー」→「非ターンプレイヤー」→「ターンプレイヤー」→「非ターンプレイヤー」と交互に合計4ターン行い「エキストラデュエル」が終了、その時点でライフが多いプレイヤーの勝利となります。
繰り返します、「4ターン後の非ターンプレイヤーがターン終了を宣言、その時点でライフが多いプレイヤーの勝利となります」


「エキストラデュエル」、キリがいい時、4ターンのやつ
と覚えましょう。


ここでも最終的なライフポイントが一緒の場合「サドンデス」に入っていきます。

それでは最後、「サドンデス」の説明に移ります。




「サドンデス」、ライフ変動、すぐ即死


「サドンデス」は上記の「エキストラターン」「エキストラデュエル」が終わってもライフに差がつかなかった場合に行われます。


「サドンデス」決められたターンはなく、どちらかのライフポイントに差が発生したターンの終了時にライフの大きい方が勝者となります。


「ライフポイントに差が発生したターンの終了時」なので、例えばターンプレイヤーが「激鱗解放」を1000LP払い発動してターンを終了すればターンプレイヤーの負け。

ターンプレイヤーが「激鱗解放」を1000LP払い発動して相手に1100LP以上ダメージを与えてターンを終了すればターンプレイヤーの勝ち。
となります。


「サドンデス」、ライフ変動、すぐ即死
と覚えましょう。





まとめ

今回はラッシュデュエルのマッチ戦について解説しました。


分かりにくい部分や質問があれば気軽にコメントください。





以上です。

ではでは今回はこんなところで失礼しますー。

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