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6月4日に新パック、「メガロードパック」が発売されました!
今パックは「スペシャルパック」というくくりであり新規カードだけでなく過去に発売されたカードも採録されていることが大きな特徴となっております。
今回はそんなメガロードパックのざっくりした感想と今後のラッシュデュエルに与える影響などについて考えていきます。
・新たなマキシマムモンスターの追加
・「闇魔法使い族」というジャンルの確立
・「サイキック族」お前はいつからフュージョンデッキになったんだ
・空気だった「水族」の復権
・「アンデット族」がアップを始めたようです
順番に見ていきましょう!
・新たなマキシマムモンスターの追加
「超魔機獣マグナム・オーバーロード」
久しぶりのマキシマムの新規です。1セットのみです。
マキシマム使いとしては嬉しい知らせですね。
マグナムオーバーロードの名を冠する三体目のマキシマムモンスターということで公式に気に入られていることが分かりますね。
効果としては「L」から順に
「相手フィールド上のモンスター1体につき攻撃500アップ、自分の墓地にモンスターが10体以上いれば貫通」、「罠カードでは破壊されない」「相手が星5以上のモンスターを特殊召喚したターン相手はモンスター効果を発動できない」
となってます。
非常に優秀な効果だと思います。
一度マキシマム召喚をすると自分もそれ以降モンスターを追加召喚できないのでその性質上相手が守備表示で守りに入ってくるとなかなかダメージを与えられないといった硬直状態に陥りがちなのですが、貫通効果もあるのでその問題を解消しています。
攻撃力も高いので戦闘破壊も簡単ではないです。
鋼機神ミラーイノベーターや手札活殺などのパンプ効果を駆使してもかなり好条件じゃないと超えられない絶妙な攻撃力がいいですね。
欠点としては貫通効果を付与するのは結構難しい。
というところに尽きるかなと思います。
マキシマム構築での墓地に10体というのはけっこうハードルが高く、運よく序盤に手札にマキシマムパーツが揃ったとしても貫通効果がない状態で使うことになるので先の硬直状態に陥りやすいです。
加えて他にモンスターを出すこともできないので墓地のモンスターを肥やすのも難しいというジレンマがあります。
貫通効果があるときに出せれば間違いなく強い効果は持っているので構築力が試されるカードと言っていいでしょう。
今回のレジェンド「悪夢再び」もマグナムオーバーロード系をサルベージできるのでマキシマム召喚の成功率が大幅にアップしてます。
マキシマムはパラレルオーダーに有利なのでこれが出てくるならパラレルオーダーが減ってくるかもしれませんね。
・「闇魔法使い」というジャンルの確立
「闇属性の魔法使い族」に限定したサポートカードが多数登場し、初期からラッシュデュエルの代表的なデッキとして存在する「竜魔」とは別ジャンルの新たな魔法使い族デッキ、「闇魔法使い」が実践レベルとなってきた。
以前から闇属性の魔法使い族というのはそれなりに存在していて、なんなら「セブンスロード・マジシャン」をはじめとする「セブンスロード」系モンスターは全て闇属性の魔法使い族で統一されている。
しかし一つのデッキとして成立させるにはあと一歩カードプールが足りなかったが今回の強化によりそれが実現した。
「竜魔」はどちらかというとコンボデッキというよりは強いカードをとにかく詰め込みましたっていうようなスタンダードタイプのデッキですが
「闇魔法使い」は墓地に闇魔法使いをどんどん溜めていき、今作で登場した「ダークネス・ゼロローグ」やフュージョンモンスターである「マジシャン・オブ・ダークセブンス」「マスター・オブ・セブンスロード」で決めるといったよりコンボ色が強くなったデッキとなっている。
こういうデッキを考えるときに僕が最初に考えるのは、「コンボが成立しなかったときに戦えるか」
なのですが、闇魔法使いは最上級モンスターのステータスが2500ラインないモンスターがほとんどなので安定感は若干心もとないかなと思います。
とはいえ先のエースモンスターを使わなくとも魔法使いには優秀なサポートカードも多く、みんな大好き最強カードの「ダークリベレイション」が使えることもあり、けっこう強いんじゃないかなと思います。
大会にも出てきそうなので今後の動きに要チェックですね。
・「サイキック族」お前はいつからフュージョンデッキになったんだ
サイキックは今までは永遠の二番手感あるルイージのような立ち位置でしたがサイキックも大幅強化されフュージョンデッキの代表というピーチ姫くらいの地位は手に入れたんじゃないかと個人的には思ってます。
今作でフュージョンモンスターが3枚も増え、そのどれもが優秀。
フュージョンデッキの欠点の一つにパーツが揃わない時の事故状態がありますが、フュージョンモンスターの種類が増えることは単純に「フュージョン」の事故率の低下に寄与します。
そして今回新たに登場した「彩光超オメガギターナ」「彩光超プリンセスオメガ」は共にフュージョン素材が「彩光のプリマギターナ+アマリリス」であり、同じ素材で別のモンスターをフュージョンさせることができるようになりました。
状況によって出すモンスターを選べるというエクストラデッキの強さの本質が垣間見えてきたなという感じですね!
サイキックも今では3積みすればエクストラ15枚をサイキックで埋めることができるくらいには揃っているのでフュージョンデッキの顔としてこれから君臨してくるんじゃないでしょうか。
・空気だった「水族」の復権
空気でしたよね、「水族」。
海竜や魚と一緒くたにされがちな水族ですがラッシュではディアンケトで推してくことが判明しました。
こちらはライフをコストにしていくサイキックとは打って変わりライフを回復していきながら戦うスタンダードデッキとして確立してきました。
なかでも新規カード「アゲアゲイン」は相手の攻撃力分回復するという今までのライフ変動カードの中では破格な回復力を持つカードとして満を持して登場しました。
ユグドラゴの攻撃宣言時に使えば4000回復ですからね。恐ろしいです。
代わりにボードアドバンテージをとるのは苦手な印象ですが「海」が水族も対象なことから超強力なレジェンド「海竜‐ダイダロス」を使うこともできるのでどのデッキに対してもワンチャンを狙うことができます。
回復しながら長期戦に持ち込みダイダロスを引くのを待つ。
そんな海の水面のような水族らしいデッキに成長しました。
・「アンデット族」がアップを始めたようです
アンデット族も大幅な強化は初といってもいいんじゃないでしょうか。
フィールド魔法やサポートカードも多数登場しトリッキーなカードが多いです。
ただ全然悪くはないんだけどまだ大会で勝つには一工夫いるだろうなという印象。
「冥骸デッド・ルーラー」は一見強そうですがドラギアスが強すぎるんですよね、、、
アンデット族特有のトリッキーさを上手く活用できればめちゃくちゃカッコいいのでそんなデッキを組んでみるのも面白いと思います。
まとめ
今月から始まるギャラクシーカップの使えるカードもこれで全て判明しラッシュデュエリスト的には今かなり熱いんじゃないでしょうか。
前期のパラレルオーダーや機械の環境はどうなるのか、ギャラクシーカップはどうなるのか、僕もめちゃくちゃ楽しみです!
一年前と比べるとやっぱりインフレしてるな~とは思うんですがそれでも「竜魔」一色だった時代からこんなに色んなデッキに可能性が出てきたのはやっぱり楽しいですよね。
とりあえず言えることは、明日発表のギャラクシーカップの抽選が受かりますように。。。。。
それではまた。
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