【ラッシュデュエル】2024年1月~3月制限リミットレギュレーションの感想

早いもので今年ももう終わってしまいますが2024年からのリミットレギュレーションが発表されました!
今回はその内容について変更があったカードとその後について考察していこうと思います。


早速ですがラッシュデュエルの2024年1月からの新リミットレギュレーションはこちら

目次

リミットレギュレーション (禁止きんし制限せいげん準制限じゅんせいげんカード)

禁止カードデッキ・サイドデッキ・エクストラデッキの構築に使用できない
制限カードデッキ・サイドデッキ・エクストラデッキを合わせて入れられる枚数は1枚まで。
準制限カードデッキ・サイドデッキ・エクストラデッキを合わせて入れられる枚数は2枚まで。

2024年1月1日適用リスト

禁止カード業火の結界像制限 ⇒ 禁止
制限カードエクスキューティー・リリウス
寿司天使ドラゴンロール
ネクメイド・ナナ
火雷神サンダーボールド
蒼救騎士 シエーラ New!
魔法石の採掘
グランド・エクストリーム
キャットロワ チョイス New!
魔導槍グレイス・スピア New!
準制限カードプログレス・ポッター
セブンス・ワンダー・フュージョン
無制限カード潜入開始準制限 ⇒ 解除魔法
エクスキューティー・スクランブル!準制限 ⇒ 解除

新たな禁止カードの感想

とうとうラッシュデュエルで初の禁止カードが出てしまいました。《業火の結界像》ですね。

このカードの発売当時からやってるプレイヤーからしたら「まぁ~~~ね、分かる」っていう感じだと思います。

下級モンスターでできることにしては拘束力がかなり強く、ほとんどのフュージョンモンスターやマキシマムなど出すことすらできない、というのは流石に強すぎるという判断でしょうか。

おまけに最近では《レジェンド・ストライク》や《エクスキューティー・ライディング》など制限カードである業火の結界像でも早めに墓地に置くることさえできれば複数回場に出すことも容易になってきているので「制限カードを簡単に複数回使えるのはまずいよね」ということでそれも禁止カードへの後押しになったのかもしれません。


この結果に対する個人的な感想としては「グッジョブb」って感じですかね。
ラッシュデュエルも前と比べて特殊召喚がかなり増えてきているので業火の結界像の制圧力というのはかなり強力になっており、じゃあ業火の結界像を破壊するモンスターを出そうと思ったとしてもそれを出すことすら許されなかったりするのでちょっとやり過ぎ感はたしかに感じていました。

おまけに下級モンスターというデッキに入れる側もほぼデメリット無しで簡単に出せてしまうのであまりにもリスクとリターンがアンバランスということですね。
最近ではほぼ全てのデッキにとりあえず入れとけ、なんてこともざらでした。

僕の大好きなユグドラゴもマキシマムを成立させるだけで難しいのにせっかく揃えたとしても結界像が立ってるだけでなんらかで戦闘破壊などしてからじゃないと出せなくて、1ターン遅れてしまうのはラッシュデュエルにおいて致命傷ですからね。蘇生までされたらサレンダーレベルです。


なので結界像が禁止になることでみんなが活躍させたいエースモンスターなどもとりあえず場には出せて活躍させやすくなるのでこれはプラスの面が多いのではないでしょうか。
ラッシュデュエル特有の攻めて逆転してというサイクルも以前より円滑になりそうです。


ただ今猛威をふるっている【闇魔法】などはより動きやすくなってしまい止めにくくなるので後述する制限でどこまで抑えられるのかは注目したいですね。


新たな制限カードの感想

今回新たな制限カードに《蒼救騎士 シエーラ》、《キャットロワ チョイス》、《魔導槍グレイス・スピア》が追加されました。


蒼救騎士 シエーラ

これはちょっと意外なカードでした。

確かに強いカードで相手の攻撃力を最大1000下げることができるので自身の攻撃力1100と合わせて攻撃力2000までのモンスターはシエーラで戦闘破壊が可能になります。
これは現在のラッシュデュエルの下級モンスターの最大攻撃力が1600であることを考えるとかなりの戦闘能力です。

また《蒼救騎士 ダンクス》と違いシエーラは相手のステータスを下げるので「シエーラの効果を使いつつシエーラをコストにする」などで単に戦闘補助のおいしいとこだけ使うということが可能なのでそれを活かした【蒼救エクスキューティー】なるデッキなんかもあるようですね。


確かに強力な効果ですがデメリットもあり、効果を使ったターンは「戦士族、天使族、天界戦士族」しかそのターンは攻撃できなくなります。
このデメリットはけっこう大きく、シエーラを使うデッキを選ぶ最大の要因になります。
なので先ほどの結界像とは違いどんなデッキにもとりあえず入れとけ~っていうカードではないわけですね。


そう考えると最近【蒼救】が多く結果を残してるのを加味したとしても制限カードにするには少しやり過ぎのようにも思えます。
となるとおそらく本命は蒼救の泡影 アルティエラの規制でしょう。


アルティエラは永続効果で相手は通常魔法が発動できなくなるというとても強力なフュージョンモンスターです。
フュージョンモンスターなので制限にしたとしても先に1枚出されてしまうだけでもなにもできずに負けることもあり得るのでフュージョン素材である《蒼救騎士シエーラ》の方に規制が入ったという感じでしょうね。


ただ、この規制はどうなんですかね?
アルティエラ自体はたしかに強いんですがけっこう前から存在しているモンスターで今まで規制はかかってなかったことから今回の規制は《蒼救の願い》で蒼救が強化されたことによる影響だと思うんですが、
せっかく願いで強化されて蒼救使いが喜んでいるところに増えたら増えたでその蒼救をすぐに弱体化というのはどうなのかなと個人的には思ってしまいました。


アルティエラは結界像とかと違いフュージョンモンスターで出すためのハードルもあるのでちょっと厳しすぎる印象です。
まずはシエーラ準制限で様子見でも良かったんじゃないかな~。


まぁアルティエラ願いの布陣は相当強力なのであまりに理不尽なことができてしまうデッキは厳しめの裁定でいくという方向性かもしれませんね。



キャットロワ チョイス

これは妥当中の妥当。本当にありがとうございます。


これにより【闇魔法】はだいぶ弱体化しますね。

キャットロワチョイスはチョイスループも強力ですが制限になることで特に《邪神の大災害》を落とせる確率はかなり下がるのがありがたいです。


ただまだ一番の壊れカード《黒曜の魔導兵》は3枚積めるので数は減ったとしても闇魔法はまだ十分強そうです。
天敵だった業火の結界像やアルティエラも減ったのでまだまだ闇魔法の理不尽コンボに苦しめられる日は続く気はします。


魔導槍グレイス・スピア

ラッシュデュエル初の装備魔法に規制が入りました。《魔導槍グレイス・スピア》です


装備魔法は扱いがけっこう難しく、魔法罠ゾーンも限られているラッシュデュエルではよほど強い装備魔法じゃないと採用されない風潮があるんですが、その中でもずば抜けた性能でとうとう制限カードにまで指定されることとなりました。


このカードは一応魔法使い族にも装備できますが真価を発揮するのは《魔導騎士族》(魔法使い族を素材にしたフュージョンモンスターに多い)に装備したときです。
魔導騎士族はフュージョンモンスターでそもそもレベルが高いのでグレイススピアを装備すれば平均2000ぐらい攻撃力が上がり貫通も得ます。
どちらも非常に強力な追加効果です。


流行りのデッキでいくと【セブンスワンダー】、【闇魔法】、【ガイア】などに採用されていることが多いカードですね。

装備魔法としてみると攻撃力アップ+貫通という効果は割とオーソドックスな効果なので問題があったとするのはやはり「攻撃力約2000アップ」の部分でしょうか。装備魔法としては破格の性能です。


【セブンスワンダー】では一時期3積みも流行るくらいに使われていたカードなので今回はそういう化けるデッキがあることを考えての牽制での意味でのグレイススピア制限なのかなっていう印象です。

【闇魔法】を弱体化するためという見方ももちろんありますが【闇魔法】では単純な攻撃力200アップと貫通の平凡な使い方に落ち着くのでそれよりは未来への牽制という意味合いが強そう。
闇魔法は代わりに《貫通!》を入れた構築でも十分代用可能なのでそこまで大きな弱体化とはならなそうです。


なんにせよラッシュデュエルでの貫通の強さがよくわかる改訂カードとなりました。


まとめ

今回は2024年1月のリミットレギュレーションについてのお話でした。

ラッシュデュエル初の禁止カードが出たり、規制もあれば緩和もあって今回はなかなか面白いリミットレギュレーションだったのではないでしょうか。


とにかくシングル対戦の闇魔法の強さが際立っているのでそこだけもう少しなんとかならないかなってのが一番の希望ですかね。
キャットロワチョイス制限でどれだけ収まってくれるか><



今回は以上となります。
なにか修正点、問題点あれば気軽にコメントしてください。

また来年もラッシュデュエルを楽しんでいきましょう!


ではでは~。



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