![](https://hinomerush.com/wp-content/uploads/2023/08/hinome6844_Dynamic_and_powerful_phoenix_soaring_gracefully_from_a181523d-2fbf-40a8-93cd-ab36bb646a64.jpg)
今回はラッシュデュエルの基本パック、轟炎のフェニックスが出たことによる環境の変化や強いなと思ったカードなどを一週間経った今の僕目線で紹介していこうと思います!
セブンスワンダーはさらに強化!
環境で猛威を奮っている【セブンスワンダー】は今回の収録カードでより一層強化されました。
これで他のデッキとはさらに差が開くことに。
ワンダーは規制しないと流石にまずそうですね・・・。
具体的にはセブンスワンダーの一番の課題であった「事故率の高さ」が新カード「自己回避」である程度緩和できるようになったことです。
これで少なくとも初手が上級ばかりでなにもできない上級事故の数は減らせるのでセブンスワンダーにはかなり嬉しいカードです。
アメイジング・ディーラーでもいいんですがアメイジングの場合手札を捨てた後にアメイジングをきちんと処理できるかは運が絡むのでほぼ確実に打てる自己回避は有力なカードだと思います。
その代わりアメイジングは壁やリリース要因にもできるメリットがあるのでどちらにも良さがありますが、両方積むことで初手事故をかなり抑制できるようになるのでラッシュデュエルの選択肢を大きく増やすことができます。
自己回避というカード自体は素晴らしいんですがそれで最も強化されるのが一番流行っているセブンスワンダーというのが皮肉なものですね^^;
もう一枚忘れちゃいけないカードが「レジェンド・ストライク」ですよね。
今弾の最注目カードであり、かなり汎用性が高いカードですがこれもセブンスワンダーの大幅強化につながっています。
セブンスワンダーは事故りさえしなければ「セブンス・ワンダー・フュージョン」からセブンスギアスを出すことによりワンキルに等しい一撃を繰り出すことができます。
これは現在のラッシュデュエルで一枚のカードでできる最高火力です。
この一撃を防げるカードはかなり限られていますが、今回のレジェンドストライクでバックを割ることによりその一撃をくらわせられる確率がさらに高まりました。
バックさえなければゲームエンド並の攻撃が出来るわけですからね。
もちろん出てくるレジェンド・マジシャンの墓地肥やしもワンダー・フュージョンの使いやすさをさらに加速するものですから噛み合いはかなりいいです。
つまり【セブンスワンダー】は今回の強化により
・事故率の軽減
・ワンキル性能の向上
の両方を同時に獲得したことに事になります。ひえぇぇぇ。
自分で使っててもなんか他のデッキに申し訳なく思ってしまうくらいには強いです。
このデッキは間違いなく次の制限改訂までトップクラスであり続けるデッキでしょうねー。
対策としてはもう罠で対策するのも不安定になってきているのでそもそもセブンスギアスの効果を使わせない「上級以下のデッキ」、具体的には【ハーピィ】や【エクスキューティ】などで戦うくらいしかないのかなぁと感じてます。
かっこよくて強い【ガイア】
![](https://hinomerush.com/wp-content/uploads/2023/08/hinome6844_Knight_riding_a_horse_adorned_with_cool_armor_and_a__ff9aa15c-4d7a-4cab-abbb-98a2a1adeccf.jpg)
最初はロマン枠かなと思ってたんですが、意外としっかり強くて初代から遊戯王をやってる人にはたまらないデッキです!
フュージョンがなくてもモンスターだけでフュージョンできる新しい性質を持った効果は「フュージョン」を入れることによる事故のしやすさをなくしながら強力なフュージョン体を出せ、カードを一枚使わなくてもよいことでリソースまで温存することができます。
フィールド魔法で永続的な貫通もあるので必要なカードはテーマでしっかり揃っているので環境でもちゃんと戦えるポテンシャルを持っています!
守備力2100をスポットにしているので「ブラック・マジシャン」を合理的に使えるのも遊戯王ファンとしてはかなり熱いのではないでしょうか。
ただ今の環境だとセブンスギアスによるワンキルの恐怖は常に付きまとうデッキなのでセブンスワンダーさえいなければもっと活躍できたのになぁという非常に惜しいデッキです。
もう一つ欠点を上げるとするとフュージョン体のモンスターが星7なのでリュミエルで一対一交換されてしまうのもマイナスポイント。
「迎撃するガイア」でギアスもリュミエルも防げるのが不幸中の幸いなのでこれらを活かして徹底的にギアスのケアはデッキに組み込みたいところ。
欲を言えば「ガイアがいる時に裏側破壊」が良かったんですが竜騎士ガイアに限定されてるのはこっちのガイアも使ってね、ということでしょうね。やむなし。
けっこう扱いが難しい?ヴォルカライズ・フェニックス
新弾の顔となっているヴォルカライズ・フェニックスですが今のところ扱いが難しいな、という印象です。
理由としては一番はマキシマムパーツの種族が違うことです。
「炎属性」という部分は共通しているもののマキシマムパーツの種族はそれぞれ「炎族」「雷族」「水属」とバラバラでありパーツを回収するにはそれぞれ適したモンスターが必要となり安定性にかけます。
加えて効果の条件でもそれらが墓地にいることが必須条件なのでデッキの幅が狭いことも弱点として挙げられます。
マキシマムモンスターには最低限欲しい貫通効果を持っているのは嬉しいですが星10マキシマムで素の打点が3500しかないのも残念なところ。
今年のギャラクシーカップで優勝した「海竜マキシマム」と比べるとマキシマムの揃えやすさ、サポートの豊富さともに現段階では海竜マキシマムに軍配が挙がるかなと思いました。
結界像が効かなかったり専用装備魔法があったり差別化できる点はあるのでそれらを活かして海竜マキシマムではできないような動きを取り入れてデッキ構築をするのが必要でしょう。
これらを踏まえた今後のラッシュデュエルの流れ
![](https://hinomerush.com/wp-content/uploads/2023/08/hinome6844_Person_deep_in_thought_contemplating_facial_expressi_1298b2de-73a1-41ea-858a-6ad7bafda4d4.png)
今回はかなり良パックだと思っていて色々便利なカードが増えたので少し今後のラッシュデュエルで重要そうなこともいくつか紹介していこうかなと思います。
セブンスギアスには気をつけろ!
はい、今更なにいうてんねんと言う声が聞こえてきそうですがこれは最低条件なので改めて説明しておきますです。
さきほど説明した通り環境トップクラスに強かったセブンスワンダーは今回さらに強化されました。
大会に出るならセブンスワンダーフュージョンからの「セブンスギアス」対策は絶対に準備してから出場しましょう。
もっというなら「セブンスギアス」+「グレイススピア」ですね。貫通もついてます。
ギャラクシーカップ行ってきたよの記事でも書きましたが「墓地のモンスターを戻すことでの対策」は意味ないとは言わないものの対策としては75点くらいです。
これだけで対策したと思うと後悔することになるのでもっと直接的な対策が必要です。
具体的な対策カードとしては「炸裂装甲」+「炸裂フォース」や「ダーク・リベレイション」、「三千破壊」、などがおススメです。
「ブーストレスキュー」も悪くはなかったんですがここまでグレイススピアの採用率が高いと微妙でしょう。
他にも色々あるとは思いますがここで重要なことは「セブンスチャリオットは諦めろ」ってのを個人的には推したいです。
ここまでケアしようとするとかなり難しくなってしまいますしそれを重視することによりセブンスギアスへの対策が弱まってしまったら本末転倒です。
チャリオットもやばいですがよりやばいセブンスギアスの対策を考える方が優先順位は高いと思います。
先行一ターン目の最上級はアドバンス召喚が基本
最近までは攻撃力2500の最上級でさえ先行一ターン目はエクスキューティ・リュミエルやサテライトペガサスを意識してアドバンスセットを基本としてプレイしてたんですが、「見切りのハーヴェイ」の登場により今はアドバンス召喚がデフォルトでいいと思います。
後者の方が多数派になったからですね。
今までは先行のダークルーカーがバカ強かったのでそれの対策ができるようになったのは良いことだと思います。
【セブンスワンダー】の最上級は軒並み守備力1500以上なので今の環境のハーヴェイはかなり強いと思います。
積極的に採用したいカードですね。
事故回避で最上級の基本枚数が変わる?
今までの一般的な最上級枚数はだいたい±7枚くらいだと言われてましたが事故回避の登場でもうちょっと前のめりな構築も可能になってきました。
他にもサインプリンティングや光焔盤上など最上級を低リソースで出すカードもかなり増えてきました。
なので最上級を多めに採用した「サンダーボールドデッキ」なんかを作っても面白いかもしれませんね。
こういう感じで新しいデッキが生まれてくる可能性があるのでそういう構築に特化してみるのも面白そうです。
気付いたら最上級を10枚くらい採用するのが当たり前の時代になるかもしれませんね!
怪依がけっこう新しい
レジェンド・マジシャンの高騰が話題ですが似た効果で今までもけっこう採用率の高かった「天終の怪依」が相方の「天始の怪異」が登場したことによりより使いやすくなりました。
一枚の下級で二体分のリリース素材にできるモンスターはいくつかいますが天始の怪異の新しいのが「自分の場に他のモンスターがいても二体分の素材を用意できる」ことです。
文章で見ると分かりづらいですが今まで二体分にできる下級の特徴として「自分の場に他のモンスターがいない場合」というのがだいたい条件としてありました。皆さんもよく見るテキストですよね。
それを気にしないで二体分にできるモンスターは僕の記憶だと「アッシーホース」と「這いずり回る半身」くらいでしたが、今回の天始の怪異もそうで蘇生元が優秀な分単純にリリース素材の確保だけ考えたら天始の怪異が一歩抜けたカードだなと思いました。
追加効果も優秀だしこれから流行りそうなカードとしてチェックしといた方がいいカードだと思います。
まとめ
今回は豪炎のフェニックスを約一週間触ってみた僕の感想を紹介してみました。
是非参考にしてみてください。
それではっ。
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