![光をまとって座る人](https://hinomerush.com/wp-content/uploads/2023/05/sennkou-1024x618.jpg)
2023年5月13日(土)にラッシュデュエルの基本パック、「閃光のオブリビオン」が発売されました。
第二期のギャラクシーカップ予選ではこれらのカードも使えるので非常に注目度の高いパックと言っていいでしょう。
今回は閃光のオブリビオンを実際に触ってみて感じたそれらが環境に与える影響について考えていきたいと思います。
閃光のオブリビオン発売前環境のおさらい
閃光のオブリビオン発売前の環境は相変わらずエクスキューティーが暴れてましたが前回の新弾であるスペシャルパック「VSパック マキシマム・フォース 」で登場した光闇海竜族をメインとしたデッキがなかなか強く、環境終盤ではエクスキューティーに匹敵するくらい使用者が増え、結果も残し始めました。
次点で攻撃力5000の超パワーを出せる「F・G・D(ファイブゴッドドラゴン)」を出せる「ドラゴン族デッキ」やエクスキューティーと同じ上級デッキで高い打点を見込める「アンデット族デッキ」、相変わらず強くラッシュの顔でもある罠カードダーク・リベレイションを使える「魔法使いデッキ」なんかも一定の活躍を見せていました。
やはりエクスキューティーのインパクトが強いですがフュージョンやマキシマムなど様々なタイプのデッキが混在してる環境だったことが分かりますね。
閃光のオブリビオン オススメカード3選!!
私が選ぶ強襲のダブルスター‼のオススメカード3選は、
・「マッドレア・アクエラ」
・「アルテネの加護」
・「ノーバディ・スキャットシーフ」
になります。
今回はどれもかなり重要な役割を担うカードです。
とりあえずラッシュやるなら持っておきたいカードですね。
エクスキューティーぶっつぶすマン 「マッドレア・アクエラ」
![](https://hinomerush.com/wp-content/uploads/2023/05/maddoreaakuera-1024x770.jpg)
はい、まずはこれですね。
下級モンスターで攻守ともに高ステータス。簡単な条件で二回攻撃できだいたいの下級モンスターなら競り勝つことができます。
これだけでも十分採用レベルのスペックですが極めつけはその後の一文「さらに、相手フィールドの表側表示の効果モンスター(レベル6)1体を選んで破壊できる。」
・・・流石にヤバいですね。
今猛威を振るっているエクスキューティーを確実に何とかしたいというのが伝わります。
攻撃力アップ効果もついているのでエクスキューティー・リリウスが制限の今相手のエクスキューティー三体の盤面をこの下級モンスター一体で壊滅させることができます。
前半の二回攻撃のおかげで相手がエクスキューティーじゃなくても腐りづらいのでどのデッキに入れても活躍が期待できるモンスターとなっています。
間違いなく今弾のベストカード。
待望の永続破壊耐性付与 「アルテネの加護」
![](https://hinomerush.com/wp-content/uploads/2023/05/arutenenokago-1024x770.jpg)
ラッシュデュエルではOCGのようなチェーンの概念がないので相手の破壊カードから身を守るには先にバックを割るか破壊するカードを読んでエンシェント・バリアなどを使うなどある程度「読み」や「運」が必要となる不安定な策しかほぼなかったのですがこのカードのおかげで気軽に破壊耐性を付与できるようになりました。
これは装備魔法の特徴を活かした良いカードですね!
もちろんこのカード自体が破壊されてしまえば破壊耐性はなくなりますがダクリベやシャイニングフォースの回答を準備しやすくなったのはありがたいです。
ただし戦闘破壊からは守れないので注意。
フュージョンモンスターやマキシマムモンスターなどのできるだけ強力なモンスターに装備させるとより効果的です。
基本入れ得。 「ノーバディ・スキャットシーフ」
![](https://hinomerush.com/wp-content/uploads/2023/05/no-badelisukyattosi-hu-1024x770.jpg)
最後は罠カードの「ノーバディ・スキャットシーフ」。
自分のモンスターが破壊されたときに発動でき手札交換と星8以下の戦闘ダメージをこのターン受けないというこれまたやってくれたなーという激つよかーど。
フュージョンやマキシマムはなんだかんだ事故ったりなどのリスクもけっこうあるので強いデッキを考える場合やはりそれらを使わない普通のデッキに帰結しがちなんですがその常識を考え直させてくれるカードになってます。
また発動条件はカード効果による破壊にも対応しているので「はいはい、ブラホブラホ。」という理不尽な負け方にもリカバリーが効く非常に使い勝手のいいカードです。
戦闘ダメージを大きく防いでくれるので魔法罠を増やせば増やすほど壁役が減ってしまうジレンマもケアしてくれるので非常に採用しやすく、雑に採用しても80点の効果は保証してくれる入れ得カードです。
ハイリスクハイリターンなフュージョンデッキやマキシマムデッキにはもちろん、最上級が多くて事故率が高そうなデッキなど色々なデッキで活躍間違いなしの万能カードとなるでしょう。
閃光のオブリビオン触ってみた雑感
実際に使ったり使われたりしてみた感想ですが、かなり今までの環境と変わるだろうなぁという感想。
まず今まで大暴れしエリア代表選でも多くの実績を残しているエクスキューティーですが流石に壊滅的でしょう。
アクエラがやばすぎます。
じゃあ時点で注目されている光闇海竜族はというと、特に今回の新弾による大きな弱体化はないので環境トップ候補となります。
ただ光闇海竜族は海竜族以外が採用しづらいという欠点があるため魔法罠で苦手を補強せざるを得ない部分があるのでその他のデッキより自由枠が狭まってしまうところがあるのでマッチ戦では若干のハンディキャップがあります。
またエクスキューティーに特に強かったというのもあるので、エクスキューティーが数を減らすとなると相対的に立場が下がるのでどうなのかなという懸念もあります。
とはいえそれを補うほどのデッキパワーが海竜にはあるので今期はこの「光闇海竜族に勝てるかどうか」が大会で勝つためのデッキを考えるうえで一つの争点となるでしょう。
また、エクスキューティーがいなくなることにより今までエクスキューティーに蹂躙されていた星7,8をエースとした最上級デッキが一気に目を覚ますことになるので今まで燻ぶっていたデッキが一気に世に放たれることになるので僕自身まだ環境が読み切れないところが多いです。
星7,8が復権するということはレベル6はアクエラによって破壊されるので星5がメインのリュミエル入りビートとかも面白いかもしれません。
とりあえず今期は、
・光闇海竜族デッキに勝てるかどうか
・幅広いデッキに当たる可能性があるので柔軟な対応ができる構築が望ましい
というのは意識したいところ。
前期とはかなり変わったデッキ達がトーナメントシーンで見れそうだなというわくわくがありますな。
まとめ
以上、閃光のオブリビオンが環境に与える影響でした。
今まで猛威を奮っていたエクスキューティーが発売されて以降初めてあまり見かけない環境が来るんじゃないかとどうなるか色んな意味で楽しい環境になりそうですね!
どちらかというとフュージョンやマキシマムがより強化されるようなカードが多かった印象なのでそれらをどう活かすか、守るか、をもうちょっと考えていきたい所存であります。
それでは今回はこんなところで!
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