遅くなりましたが6月に出たメガロードパックによって変わったラッシュデュエルの大会環境のまとめです。
使用率の高いデッキTOP3
3位 「エクスキューティースタン」
「エクスキューティー・アップ!」によってアドバンス召喚のためのコストを減らし、多様な最上級モンスターを出して戦っていくスタンダードタイプのデッキです。
通常最上級モンスターを出すにはリリース要因が二体必要なので例えば手札の最上級モンスターを二体出すにはリリース要因としてコストを四枚必要とします。
しかしエクスキューティーアップを使えば「リリース要因二体」と「エクスキューティーアップ」の三枚消費で最上級モンスターを二体出すことができるのでコストを一枚削減することができます。
ラッシュデュエルは今のところ種族を揃えるメリットがそこまで多くないのでリリース要因の種族をばらけさせるのはそこまで難しくないので使いやすいカードですね。
最上級モンスターも攻撃表示縛り以外はないので自由に最上級モンスターを選べるのもデッキの自由度が高くて高得点です。
個人的に最近は改めて「ビックリード・ドラゴン」が強いなぁと思っていて、マキシマムに対しても突破できる能力も持っていて守備力2500によりパラレルバースゲートにも強く、相手の2500ラインをまとめてデバフすることができる万能なモンスターです。
このような環境によって強い最上級モンスターを自由に選べるのがエクスキューティースタンの強みですね。
ただしエクスキューティーアップを使って出す最上級モンスターは裏側守備表示で出すことができないので注意が必要です。
2位 「サンダーボールドメロディ」
いわゆるサンメロと言われるデッキですね。
なんか急に増えだした印象。
これもビックリードの評価が高くなってきた影響の一つなのかなぁとみています。
このデッキは「火雷神サンダーボールド」を主軸として、墓地に4種類以上の最上級モンスターを溜めて多種多様な最上級モンスターを出していきビートダウンしていく攻撃的なデッキです。
出し方は違いますがコンセプトはエクスキューティースタンと似てますね。
実際サンメロにエクスキューティーアップを採用してるリストもあります。
サンメロの一番の強みはサンダーボールドと「CAN-Melo:D」のコンボで、
サンダーボールドアドバンス召喚して効果でキャンメロ蘇生→キャンメロ効果でサンダーボールドを手札に戻して相手の裏側をデッキに戻し墓地の「CAN:D」回収→CAN:D召喚CAN:Dとキャンメロリリースサンダーボールドアドバンス召喚効果でキャンメロ蘇生→キャンメロ効果でサンダーボールド手札に戻して・・・・・・・・・
といった無限ループ(厳密にはサンダーボールドのコストでデッキを墓地に送らないといけないので無限ではない)で相手の裏側のカードを全てデッキに戻すという動きが非常に強力です。
ただしキャンメロの効果を使うにはサンメロ側の方のライフの方が少ない必要があるので、対サンメロ戦では特にライフ管理が重要なプレイングになってきます。
上級者向けのデッキですね。
1位 「パラレルオーダー」
使用率1位は前回から引き続きパラレルオーダーです。
流石にもう聞き飽きましたね。
誰か早くこいつを止めてくれ(((((((
実際に使っててもまじで強いです。
色々なメタカードも登場しているんですがやはりこの展開スピードの速さは群を抜いています。
さきほどエクスキューティーアップでカード三枚消費で最上級二体出せると書きましたが条件があるとはいえパラレルバースゲートは一枚消費で最上級二体出せますからね。
バニラとはいえ破格です。
効果がない分魔法罠でのサポートが充実してるので補って余りある強さであると言えるでしょう。
遊戯王OCGをやっていた身としては通常モンスターってどうしても不遇になりがちだから通常モンスターがメインのデッキがめちゃくちゃ強いってのは新鮮で斬新なのですがそろそろこの勢いをどうにかしたいって気持ちも同時にありますね。
流石に公式もなんとかしたい気持ちがあるのか明らかなパラレルオーダーメタであるカッパ軍団を投入してきましたけどどうなるんでしょうね。
環境の変化に注目です。
まとめ
2022年6月のラッシュデュエル大会環境は、
使用率1位は「パラレルオーダー」
2位「サンダーメロディ」
3位「エクスキューティースタン」
という感じの環境になりました。
メガロードパックで新しく登場したカードでは環境に大きな変化はなかった、という結果になりました。
パラレルオーダーに刺さりそうな燃尾之急とかも登場したのですがこれだけで完全に止まるわけではないというパラレルオーダーの完成度が分かりますね。
7月環境もすぐに記事にしていきますのでそちらもよろしくお願いします。
それでは今回はこんなところで!
コメント