デッキレシピ
【ギャラクシーユグドラゴ】
メインデッキ 40枚
モンスター 30
天帝龍樹ユグドラゴ[L] 3
天帝龍樹ユグドラゴ 3
天帝龍樹ユグドラゴ[R] 3
ギャラクティカ・オブリビオン 3
トランザム・ライナック 3
トランザム・クライネ 3
プログレス・ポッター 3
ことのはの妖精 3
キャノン・ソルジャー 3
リズミカル・パフォーマー 2
アメイジング・ディーラー 1
魔法 4
天の加護 2
地層調査 1
10sionMAX!!! 1
罠 6
[レジェンド]聖なるバリア‐ミラーフォース‐ 1
楽姫の独演 3
ハーディフェンス・ミッション 2
エクストラ 15
使わないので適当
サイド 15
ステルンプテラ 3
[レジェンド]死者への手向け 1
乾いたノックオン 1
10sionMAX!!! 1
[レジェンド]落とし穴 1
聖塔の危機 3
燃尾之急 3
ハーディフェンス・ミッション 1
酢酸のたまった落とし穴 1
デッキはこうやって選んだよ
![](https://hinomerush.com/wp-content/uploads/2022/07/istockphoto-613869830-612x612-1.jpg)
ギャラクシーカップに出るにあたって二つのデッキで迷ってました。
一つは個人的に今一番強いと思っている「パラレルオーダー」でもう一つがこの「ギャラクシーユグドラゴ」です。
調整段階でもパラレルオーダーはすごく調子が良くてやはり頭一つ抜けたデッキだなという実感はありました。
この時の環境デッキの使用率分布がけっこうばらけていて、
一位 パラレルオーダー
二位 サンダーメロディー
三位 エクスキューティースタン
みたいな感じでそれ以降も野球やらサイキックフュージョンやらマキシマムやらけっこう群雄割拠な状態でした。
こういう色んなデッキが飛び交ってる環境では一番強いデッキを使うのが定石ではありますが一つ大きな懸念点がありました。
それは、パラレルオーダーミラーでの優位性の担保が難しいことでした。
パラレルオーダーは強いのですがデッキ構築の自由度が少なく、誰が使っても似通った構築になりがちで、他のデッキと比べて差をつけにくいです。
おまけにギャラクシーカップで優勝するには6連勝する必要があり、色んなデッキがいる環境とはいえ使用率は一番高いだろうというのもあってミラーを制すのが難しいというのは自分には大きな引っ掛かりでした。
それなら対パラレルオーダーにはそれなりに自信があり、自分の使い慣れているユグドラゴを使おうという結論に至りました。
・・・まぁ色々言ってますがせっかくのギャラクシーカップなんだし自分の一番好きなデッキで挑みたいというのも往々にしてあったんですけどね。笑
「ギャラクシーユグドラゴ」ってなにができるの?
そんなわけで使うデッキも決まり「ユグドラゴ」を使うことは確定したのですがユグドラゴを使うにしても型は色々あります。
今回採用した型は「ギャラクシーユグドラゴ」になります。
前回の「純ユグドラゴ」とはモンスターのラインナップががらりと変わっていますね。
今回のユグドラゴの一番の特徴はギャラクティカ・オブリビオンを筆頭としたギャラクシー族の採用です。
オブリビオンを採用することのメリットは大きく分けて三つ。
1、高ステータスによる防御力
2、ギャラクシー族シナジー
3、下級モンスターの変換
順に説明していきます。
1、高ステータスによる防御力
マキシマムを使ううえでの最大の特徴は、手札にモンスターを溜めないといけないので揃うまではセルフハンディキャップを負った状態で戦わないといけないこと、パーツ単体では効果がなくステータスも貧弱であること、そのリスクを乗り越えてマキシマム召喚が成立すれば非常に強力なこと、が挙げられます。
ユグドラゴをマキシマム召喚された時のパラレルオーダー側は突破にかなり苦しむことでしょう。
前回主に使っていた純ユグドラゴでは最上級モンスターはおらず、下級をセットすることで相手の攻撃を防いで時間を稼ぐというプランでした。
しかしやはりパラレルオーダーの速さは尋常じゃなく、一度直接攻撃の被害が通った時のダメージがかなりでかいです。
それを罠で防ごうと思うと「ユニヴァーストーム」や「ハンマークラッシュ」、「ゴースト・サイクロン」など豊富な魔法罠で突破されて安定しません。
なので罠カードで守るよりDEF2500のオブリビオンを壁にすることの方が突破されずらいだろうと考え守りの強化を図ったのがこの「ギャラクシーユグドラゴ」になります。
なのでこのデッキのオブリビオンは基本的には殴りません。
殴ると相打ちで突破されたり、腐ってる相手のハーディフェやミラーフォースを通してしまうリスクがあるのであくまでユグドラゴを揃えるための防御手段としての採用になります。
殴らない守備力2500をパラレルオーダーが突破するのはシークレットオーダーはしょうがないとしても、「メテオ・チャージ」で攻撃表示にして相打ちや数少ないマキシマム突破手段の手札活殺を使うなどけっこうめんどくさいです。
色んなデッキでオブリビオンは出張していますがこのデッキではかなり守りに比重を置いた採用ということですね。
もちろん状況によっては殴ることもあるのですが殴ってもATK2500のステータスは優秀ですよね。
2、ギャラクシー族シナジー
オブリビオンとセットで優秀なのが下級モンスターの「トランザム・クライネ」と「トランザム・ライナック」です。
特にクライネの存在により一度破壊されてしまったオブリビオンを再利用することができます。
クライネは光属性・ギャラクシー族バニラをサルベージできるので、下級のライナックも合わせて採用しておくと手札が「オブリビオン、クライネ」の時に
クライネ召喚→クライネ効果でライナックサルベージしてライナック召喚→クライネライナックリリースオブリビオン
と、一枚消費でオブリビオンを出せるのも便利です。
光属性・ギャラクシー族バニラであればいいのでどうせ基本はセットするのでライナックより守備力の高い「オービット・スケーター」も試しましたがちょいちょい殴りたい場面もあるので攻撃力の高いライナックにしました。
似たようなコンボで「ビックリード・ドラゴン」と「フェニックス・ドラゴン」もできますが、効果を使うのがメインではないし、手札コストがいるかいらないかは大きいので今回はギャラクシー族を採用しました。
3、下級モンスターの変換
マキシマムを使うデッキでは基本、待ちの姿勢なので守りのプレイをすることが多くなります。
なのでこのデッキでは基本モンスターは召喚せずに裏側守備表示でセットすることが多いです。
しかしモンスター効果を使うには当然モンスターを攻撃表示で召喚する必要があり、
そうすると低い攻撃力を晒すことになり、返しに手痛い一撃をくらうことが免れません。
その時にオブリビオンがいると効果を使った攻撃表示モンスターをオブリビオンに変換できるので、ダメージを抑えることができます。
当たり前のことですがこれは純ユグドラゴではやりづらかったことなので十分メリットと言えます。
また、最上級のモンスターを場に出すということは、二体のモンスターを一体にするということなので、マキシマムパーツを揃えるためにどんどん手札を交換したいユグドラゴデッキにとってはモンスターを出すための場を空けれるというのも地味にありがたかったりします。
「キャノン・ソルジャー」が入ってるのもそのためです。
その他の意識したところ
![](https://hinomerush.com/wp-content/uploads/2022/05/angry_fukureru_girl.png)
今回ギャラクシー族とは別に意識したのが墓地メタです。
パラレルオーダーもサンメロも墓地にモンスターを溜めるのが重要なデッキです。
なのでそれの対策として使わない時は壁にできる下級モンスターで、且つ相手の墓地を減らせる「ことのはの妖精」と新カードの「プログレス・ポッター」を採用しました。
新カードのポッターは自分のカードを戻す枚数が多いので相手の墓地メタとしては使いずらいのですが、モンスター版「セツリの流転」として使うことができるのが嬉しいカードです。
セツリの流転は主にユグドラゴが突破されてしまった時のリカバリーとして採用しますが、序盤で腐るという最大の問題点を抱えていました。
しかしモンスターのポッターなら壁にすればいいので序盤で引いても腐らずにリカバリーできるのでユグドラゴ使いとしては貴重な新規カードになりました!
他には大きなプレイングの変化として、序盤では場に空きがあればマキシマムパーツはセットすることにしました。
今まではパーツは手札に残してマキシマム召喚を狙っていたのですが、実は手札に二枚パーツが揃っていてリーチの時というのはチャンスであるとともにピンチでもあります。
マキシマム召喚というのは特定のカードが三枚揃って初めて真価を発揮します。
つまり二枚揃ってるリーチの時というのは惜しくはあるんですが、これだけではただの手札が縛られてるだけの雑魚カードなんです。
三枚揃わない限り惜しくてもなんの意味もないのです。
初ターンなどの序盤では特に深刻で、仮に自分の手札がリーチ状態の場合それらを手札に残した状態で戦おうとするとこちらの使えるカードは残り三枚。
対する相手は五枚。
アドバンテージ差二枚の状態で戦わねばなりません。
こちらが最上級モンスターを引いたりすれば事故のリスクや最上級モンスターがやられると直接攻撃を受けてさらにきつい試合になってしまいます。
地層調査や天の加護などの相手の攻撃を防げないカードを引いてしまったときは大ピンチです。
これらのリスクを考えると初手でリーチになっても最後のパーツをいつ引くか分からない以上、下級モンスターが足らなければパーツをセットしてでも壁を作ることを優先すべき、という結論に至りました。
ポッターやことのはで墓地のユグドラゴパーツを戻せるようになったというのも大きいんですがね。
そういうこともあり攻撃を受ける隙をなるべく減らすためモンスターをかなり増やして地層調査などの隙があるカードを減らした構築になっていきました。
まとめ
毎度のことながら長くなってきてしまったので今回はこんなところで。
今は環境も変わって違うユグドラゴを使ってるのですが、もう守り重視のマキシマムはキツイかもしれないです。。。
その理由はまた今度ということで。
それではまた次の記事でお会いしましょう!
コメント